作品制作のいま：アニメーション監督について

昨日は、脚本の進捗についてご紹介しました。今日は、作品の方向性を決める「アニメーション監督」についてです。

 

◆アニメーション監督について

アニメーション監督をどなたにお願いするか？も重要なポイントです。

 

どなたが良いか、いろいろな方からアドバイスをいただいています。

 

例えば、「この世界の片隅に」の片淵須直監督の名前も上がりました。「君の名は。」の新海誠監督、「百日紅」の原恵一監督、「ちはやふる」の浅香守生監督、「きまぐれオレンジ☆ロード」「バッテリー」の望月智充監督なども上がりました。かわぐちかいじさんは、「攻殻機動隊」の神山健治監督を上がられました。

 

ただ、実はまだ決定には至っていません。

 

世界的に高い評価を受けている日本のアニメーション。優れたアニメーション監督は多くいらっしゃいます。

 

しかし、この原案作者であるジミー・ムラカミさんを超えるアニメーション監督となると難しく、決めるのは非常に難航しています。

特に、女学生とアメリカ人捕虜とのリリカルな淡い心の交流を演出できるのはどなたなのでしょうか。

かわぐちかいじさんが描いてくださるキャラクターでアニメーション映画として監督できるのは、どなたでしょうか。

 

これが、プロジェクトの現在の最大の悩みであり、楽しみでもあります。

 

▼かわぐちかいじさんによる、主人公のキャラクタースケッチ。彼女を生き生きと動かしてくれる監督はどなただろう……？