進捗レポート（３）2019年2月13日

現在の進捗をご報告します。

シナリオは、「決定稿」を冨川元文さんが、まとめています。大学とシナリオ学校で教えていられますが、2月は入学試験などがあり春休み。中国の映画のシナリオも上がり、がんばっています。

冨川さんから原稿をいただきましたら、アメリカのパイロット達のセリフを英訳して下さる翻訳者に渡しします。また、ナレーションなど一部、広島の言葉についても広島弁の専門家に翻訳をお願いします。2月末には完成させたいと思います。

かわぐちかいじさんは、現在、漫画雑誌に2本の連載を持っていられます。そのため毎週2本締め切りを抱えて、バリバリ活躍中で大変忙しくされています。

そんな中、キャラクター・デザインの準備として沢山のスケッチを描かれています。主人公「好子」「篤史」「ジャック」の3点は、彩色で完成をめざしていただいています。ほかのキャラクターは、墨線を入れて完成です。（35点～40点）

アメリカのパイロット達は、沖縄から出撃します。その時は、高々度で飛来するため機内では高所用の飛行服を着ていますが、広島・呉軍港の爆撃後、撃ち落されて不時着します。そこは真夏の日本。Tシャツ姿なので、それぞれのキャラクターが服装では区別がつきづらいので工夫をしたいと話されていました。

イメージ・ボードは、「好子と広島産業奨励館（後の原爆ドーム）」「中国憲兵司令部内部に臨時に作られていた捕虜収容の部屋」もう1点は、「検討中」とのことです。完成は3月はじめです。ご期待ください。

宇田川東樹