新との出逢い

福島から保護したワンコ。名前は新（あらた）

保護ワンは皆それぞれのドラマがあるのですが、

実は、この新くん。保護する予定ではなかったワンコです(笑)

 

元々保護する予定だったワンコが保護に行く数日前に、ケンカをして、死んでしまったと、保健所の獣医さんから電話をいただいて、どうしてそういうことになったのかという状況を聞いて、ほんとに残念だった。人間の管理の問題で、犬は何も悪くなくて、その状況なら、性格によってはそうなるよな・・・という。

悲しくて、無念で、もう少し環境を変えられないのか？

1匹に１つのスペースを作ることが無理ならば、

せめて、1匹につき、１つの食器でご飯をあげてもらえないのか？

少ない食事を巡った争いで、

噛み殺されなければならなかったワンコ。

噛み殺さなければならなかったワンコ。

悔しくて・悔しくて。なんでだよって！あと数日で保護されるはずだったのに。なんで死ななきゃなんねんだよって。

 

 

だから、ケンカの相手の子をうちで保護することにしたんです。

だってまた同じことが起こるかもしれない。また誰かが死ぬかもしれない。

その子だって、襲いたくて襲ってる訳じゃないかもしれないんだから。

 

でも、職員さんは、犬種はピットブルだし、、こういうこともあったんで・・・と、うちに譲渡することに、後ろ向きでした。

それを、だけど、今回のことは管理の問題で犬の問題だけではないと思う。

まして、このまま環境が変わらないなら、同じ事故がまた起こるかもしれない。うちで保護します。そう言いきって、半ば強引に保護をしたわんこ。

 

過去のことは忘れて、新しい犬生を歩んでほしい。

そんな思いを込めて、新（あらた）と名付けました。

 

初めて新と会ったとき、皆小型犬に接するように、大丈夫だよ新(^^)

そんなにビクビクすることないよ(^^)って。

それ位、本当にシャイで、大人しく優しいワンコでした。

 

新と会って、どうしてこの子が犬を噛まなきゃならなかったのか？

ほんとに悔しくて、昨日の事のように思い出します。

噛みたくて噛んでんじゃないんだよ！噛まなきゃなんねーから、噛んだだけなんだよ！ってね。そんなワンコの声に耳を傾けてもらいたい。

誰がそうしているのかをもっと考えてもらいたい。

 

 

 

新、応募が多くて、ほんとに大変だったね(笑)いやいや、大変だったよ(笑)

 

でも、新のこと、ちゃんとわかってくれる素敵な里親さんに出逢えて、本当に良かった！いつまでも幸せに！