シェルターの存在意義

ハーツがシェルターを持つきっかけは、以前「シェルター通信 ボス」編に記したように、餓死の危険に晒されている子達を保護するためでした。
シェルターを持つ以前は、メンバーが個々に自宅で保護していて、それはもう目一杯でこれ以上の保護が出来ない状態になっていました。
目の前の、死にゆく命を放っておけず、本当に止むに止まれずシェルターを持つことになったのです。

シェルターが出来たことで、体調不良や怪我などで治療が必要だったり、リターンした場所で虐待の懸念や餓死の危険ありと判断された猫は保護することが出来るようになりました（あっと言う間に満員になってしまいましたが）

保護し、必要な医療を施し、人馴れしていない子は少しずつ馴らし、人馴れした子は里親さんへと繋げていく。
お金も、時間もかかり、根気も要る活動です。でもメンバーは皆、シェルターにいる子達を可愛いと思っていますし、ほんとうのおうちへ送り出したいと思っています。
どんな持病があっても、どの子も皆可愛いです。人が好きでくっついてくる子は縁のある家族へ送り出してあげたい。

シェルターは、猫達がほんとうのおうちに辿り着くまでのリハビリ施設でいられたら。
シェルターで心と身体をケアして、家庭で家族の一員として暮らせるサポートができたら。

こんな最高に嬉しいことはありません。