幸せになった子猫

12月初めに名古屋のMさん宅にトライアルに行った子猫の写真が今朝届きました。

もう何度も写真を送ってくださっているのですが、日に日に先住猫と馴染んで表情が変わってきました。

 

豊橋の住宅地で捨てられたと思われるパステルさびの猫から生まれた子猫4匹のうちの1匹です。一番臆病で、保護したYさんも「慣れなくて心配」と言っていたこのグレー白の女の子に真っ先に声がかかりました。

 

昨年、蒲郡市の竹島に親子6匹で捨てられていた家の1匹の黒い子猫の里親になってくださった方からでした。人慣れしていないこともお話ししたのですが「こちらで根気よく慣らしていきますから」との返事で、お願いすることにしました。

 

前にお宅に伺って、環境やご家族、先住猫の様子も見せて頂いき、何の心配もなく信頼できる方だったからです。

 

その通りでした。先住猫のキジトラの女の子「ひなぎくちゃん」が優しく迎えて世話をしてくれた結果、少しずつ心を開いて今は写真のような表情になりました。

 

ハーツのメンバーが報われたと思うのはこんな時です。

 

「ジュマちゃん」と名付けられたこの子の兄妹3匹もそれぞれ優しいお宅で暖かい冬を迎えています。でも外には山ほどこの寒さに凍えて必死で生きている猫たちがいます。

 

冬は大嫌いです。夏も嫌いです。私たちには今は飼い主のいない猫たちに手術をして、飢えることなく暮らして行けるようにすることしかできません。新しい年こそ、人が変わり、社会が変わっていくことを祈り、祈っているだけでなく行動していきます。