第2目標「低温倉庫などの購入」を目指して

皆様、こんにちは！これまでご支援を頂きまして、誠にありがとうございました。

 

本プロジェクトは、たくさんの皆様の応援のもと、第1目標を達成することができました。現在は第2目標として「低温倉庫＋冷凍庫+採集コンテナの購入」のために、さらに470万円（合計920万円）を目指しています。

 

干しいもの製造工程で最も大切なことは、原料となるサツマイモを十分に糖化させてから加工をすることです。収穫したサツマイモは輸送中に傷つけないように専用の採集コンテナにいれて大切に運びます。そして工場に着いたら、気温13度で湿度90％の低温倉庫に入れて1～２ヵ月ほど熟成させます。

 

 

 

低温倉庫に入れてからは、こまめに糖度を計測します。そして糖度が12度以上になってから、干しいもに加工します。サツマイモの貯蔵はとても繊細で、倉庫内をベストな状態にしておく必要があります。湿度が高すぎると結露してカビが生えるし、逆に湿度が低すぎるとサツマイモの水分が失われてカサカサになってしまいます。

 

なので収穫したサツマイモを糖化させて貯蔵するための低温（定温）倉庫は、干しいもを工業的に生産するために非常に重要なアイテムです。私たちは試行錯誤した結果、コンクリート倉庫に冷風機を付けて改造するのが、最もコスパが良いと結論しました。そして湿度は、床に定期的に人力で散水して調節します。

 

 

その後、製造した干しいもを、-25℃で冷凍保存します。乾燥後はできるだけ早く冷凍すると、タマユタカの干しいもの特徴である、きれいな飴色を保持できます。将来的には、工場から冷凍車で干しいもを港まで輸送し、そのまま温度管理できるリーファーコンテナに入れて、日本にお届けしたいと思っています。

 

これらを実現していくために、ネクストゴールとして920万円を設定して、「低温倉庫＋冷凍庫+採集コンテナの購入」を目指しております。実際のところこれは、かなり大きな挑戦になると思います。

 

しかし皆様からの思いを受け取り、ネクストゴールの達成へ全力で取り組みます。より多くのご支援を頂けるように、クラウドファンディングの最終日である2021年10月14日まで、引き続きご支援や情報拡散等での応援をよろしくお願い申し上げます。

 

2021年9月29日

Matoborwa Co. Ltd.代表

長谷川竜生