埼玉県立小児医療センター 望月 弘先生からの応援メッセージ

クラウドファンディング、５日目。ご支援いただいた方は100名を越え、目標の78%に達しました。本当にありがとうございます。引き続き、応援、よろしくお願いいたします。

今日は、埼玉県立小児医療センター 副病院長 望月 弘先生からの応援メッセージをご紹介します。

望月先生は、関東で多くの低ホスファターゼ症の患者さんを診察されています。優しい笑顔の温かいお人柄から、患者さんや保護者の方から信頼の厚い先生です。

​　低ホスファターゼ症では、低年齢で乳歯が抜けるということが大きな特徴です。早期に乳歯が抜けると、食べる、話すといった大事な働きを身につけることに問題が起こります。また、歯並びやかみ合わせにも影響がでます。さらに、その後の歯の状態にもよくない影響がでると思います。しかし、乳歯が早く抜けることに対する確立した治療法はありません。また、その後の矯正治療にも確立した治療法はありません。
　私が拝見している患者さんでも、乳歯が早く抜けたことから見つかった低ホスファターゼ症の患者さんがおられます。また、矯正治療について悩んでいる患者さんもおられます。低ホスファターゼ症の患者さんはみなさん、歯のことでは大変困っておられます。
　以上のことから、本研究は、歯のことで悩むことの多い、低ホスファターゼ症の患者さんにとって大変意義深いものと思われます。是非とも皆様のご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。