
支援総額
目標金額 2,100,000円
- 支援者
- 160人
- 募集終了日
- 2016年6月30日
◆当団体HuMAの歴史・活動を是非知って下さい!(1)鵜飼医師が語る
もっとHuMAについて知って頂きたい!!と思い、
本日は当団体の顧問であり、当団体の設立に大きく関わられた鵜飼卓先生からHuMAの歴史についてお話して頂いたものを掲載させて頂きます。
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HuMAは、もとをたどれば1979年秋から世界中の注目を集めた「カンボジア難民」に遡る。
カンボジア難民の悲惨な状況が連日メディアで報道され、日本国政府は1979年12月末から人道支援目的の医療チーム(JMT)をタイ・カンボジア国境の難民キャンプに派遣した。しかし、準備も経験もなかったので、JMTは様々な困難に直面した。約3年間に13次にわたって延べ469人が派遣されたが、残念ながら中にはこのようなミッションに不適切と思われる人物も居たし、難民キャンプという環境で行う医療機材の選定や、提供する医療レベルについてもいささかの問題が生じた。
私はたまたま同時期に派遣された旧知の山本保博先生と「世界の災害という事態にスマートな人道医療支援ができる組織を平時から準備をしておくべきだ」と意見が一致し、帰国後、日本国際救急医療チーム(JMTDR、後のJDR医療チーム)の創設をJICAや外務省、厚生省などに働きかけたのであった。
このとき、できれば国の政策などに左右されない非政府組織(NGO)とするのが望ましいと思っていたのだが、財閥の後ろ盾を持たない貧乏医者集団に国際的な医療支援ができるNGOを創る財力などはある筈もなかった。
1982年、閣議決定によりJMTDRが正式に発足し、隊員の募集や機材の備蓄、研修会などが開始され、1984年12月のエチオピアの旱魃被災民救援を皮切りに、メキシコ大地震やコロンビアの泥流災害などへのチーム派遣の経験を重ね、研修会の内容も充実したものとなった。しかし、その頃、国際緊急援助隊法(JDR法)、さらには国際平和協力法(PKO法)が法制化され、難民などの人為災害に対してJMTDRは派遣しないこととされてしまった。
当時、私たちは山本保博先生を中心とする「国際災害研究会」を立ち上げ、時には合宿をして国際災害医療支援の勉強をしていたのだが、人為災害にJMTDRが出られなくなったことをきっかけに、このグループからNGO設立の機運が高まり、「災害人道医療支援会(HuMA)」ができることになったのである。
HuMAは、その活動理念に謳うように「保健・医療の技術と温かい手で困難に直面している人々を支えたい」という意志を持つプロフェッショナルの集団である。日本人のきめ細かさと温かさを備えた高いレベルの医療支援がHuMAの売り物である。
イラン、スリランカ、パキスタン、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、東日本大震災の南三陸、バヌアツ、ネパールで、そして熊本阿蘇市で、HuMAの活動は被災者に喜ばれ、地元の医療関係者からも高い評価を受けてきた。
まだまだ組織としては弱小で、財力にも乏しいNGOであるが、幸いなことに若い素晴らしい人材がHuMAの中で着実に育っている。 医師や看護師などの医療職になろうとする人の多くは、「医療過疎の僻地や途上国で働いて、人々のお役に立ってみたい」という願望を持っている。でも現実は、「家族があり生活があり、職場があり」で、余程の決心や周囲の状況に恵まれないことには、このような夢を実現させることが難しい。HuMAはそのような夢を持つ若い人々に活動の場を提供することができる。
人道支援にはルールがある。被災者の人権と安全の遵守、秩序ある支援が求められている。医療人であれば誰でも災害現場に飛んでいけば医療活動ができるという時代ではない。ハイチ地震時の混乱を経て、WHOを中心に国際的な緊急医療支援を行うグループの能力を検証し、認証し登録しようという動きが進んでいる。HuMAはこういったグロ―バルな動きにも真剣に取り組み、資機材の充実や人材育成にも努力して、世界の大規模な医療NGOにも負けないグループとなるだけのものを創りつつある。
問題は資金である。この小さなグループを支えて下さる皆さまの善意なしにHuMAの発展はありえない。


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HuMAのクラウドファンディングプロジェクトも残り16日となりました。
HuMAの活動に賛同して頂けましたら、是非、クラウドファンディングにご協力頂きますよう、宜しくお願い致します。
リターン
3,000円
お気軽支援コース
■感謝の気持ちを込めたメールを送らせて頂きます
(ご支援頂いた金額すべてを緊急医療支援時使用する機器購入費として大切に使用させて頂きます)
- 申込数
- 77
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年7月
10,000円

【HuMAステッカーであなたも私たちの一員に!】
3,000円に加え
■HuMAロゴステッカー
- 申込数
- 106
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年8月
3,000円
お気軽支援コース
■感謝の気持ちを込めたメールを送らせて頂きます
(ご支援頂いた金額すべてを緊急医療支援時使用する機器購入費として大切に使用させて頂きます)
- 申込数
- 77
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年7月
10,000円

【HuMAステッカーであなたも私たちの一員に!】
3,000円に加え
■HuMAロゴステッカー
- 申込数
- 106
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2016年8月

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- 77人
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