茨城の高校生の声（５）「ほしいもがくれた学び」

ほしいもグラノーラを考案した茨城の高校生。大成女子高校の探究部に所属する彼女たちが、活動を通じて、なにを感じ、どのように変化したのか。それぞれに書いていただいた感想文を紹介します。

□■□「ほしいもがくれた学び」■□■

 

　私がこの部活動で最も身に付いたことは、コミュニケーション能力です。

 

　活動に参加する前の私は、人と意見交換をすることがとても苦手だと感じていました。それは、自分の意見が人とずれているのではないか、という不安を持っていたからです。

 

　この部活ではグループ内での話し合いに加えて講師の先生、農家の方などといった、外部の大人と意見交換をする機会が多々あります。なので、入部当初は活動に対して後ろ向きな思いを抱えていました。しかし、活動の回数を重ねるうちに、そのような思いは無くなりました。それは、ある日の活動の中で自分の意見を伝えたことによって、全体としてより良いアイデアを生み出すことに繋がったからです。そのとき、意見交換の重要さと、皆で一つのことに取り組む楽しさを体感しました。また、意見を述べる際には、相手に自分の考えをしっかり伝えたい！という思いを持つようになりました。その結果、活動以前より物事を筋地立て論理的に考えることができるようになったと感じています。

 

　部活動での体験を通して、他にもこの部活でしか身につけるこのできない学びがたくさんありました。この経験をふまえ、将来社会にでたときに、自らの考えを持ちそれを表現することのできる人間になりたいです。

 

　最後に、私たちの活動に協力して下さり、貴重な機会を与えて下さった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

3年 K.T