
支援総額
目標金額 3,000,000円
- 支援者
- 172人
- 募集終了日
- 2022年10月31日
「 障害理解も防災も顔の見える関係から」〜渋谷おとなりサンデーに参加して〜
最近車椅子ユーザーさんたちとの旅が多くなり、毎日が気づきの連続の代表積田です。
やっぱり「移動」や「天候」など外来にいるだけでは本当にはわからないことがたくさん。
突然ですが、自分が自由に移動できなくなったらみなさんはどうしますか?
もし災害になったとき、自分が動けない状態だったら?
認知症の方や知的障害、高次脳機能障害、身体障害、高齢になってたくさん歩けない、妊娠しているなど何らかの理由で何かある時でも、パッと動きづらい方々がいます。移動困難者や移動弱者と言われる方々。ご自身がそうでなくてもご家族がそうだったら?
小児科外来で障害をお持ちの方々に災害時どうするかお尋ねすると、「避難できないよね。」という答えが返ってきたりします。
災害時の対策は災害の多い日本ではさまざまな対策がとられていますし、災害の状況にもよるのだと思いますが、システムがある程度整ってきても実際には地域や自主性にたよるところも大きい。
https://www.digitalservice.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/digitalservice/r6project5
東北の震災の時、重度の知的障害の方々を診察しました。命は助かったけど、真っ暗闇で近所の皆さんも不安が強い状態。しかしその子にとって震災初期はは大地が揺れて、電気がなくて真っ暗になっただけ。テレビもなく震災を理解することができません。いつもと違う状況に興奮してしまって神妙な空気の中、暗くなったことが珍しくて何時間も手をぱちぱちと拍手をし続けたそうです。その行動が場違いに思えるような行動に見えてしまわないかとご家族は避難所に行くのを諦めました。その後の自宅避難でも拍手は響き渡り肩身の狭い思いをされていたようですが、ご近所の方の理解があり、声かけがあったので救われたとのエピソードがありました。
障害特性は本当にさまざま。ご近所さんが障害特性や家族の状況を知っていてくれていたら、声かけをしてくれたり、状況をご理解いただける可能性が高まりますね。
さて、渋谷区のまちづくりではおとなりサンデーという隣人と楽しむ祭りがあります。つい先日の2025年6月1日は一斉開催の日でした。なんとこれはフランスのパリ発祥だそう。https://shibuya-otonari.jp/
渋谷には最先端のものがあつまりやすい印象がありますが、一方でこんなローカルな催しも、今では渋谷各所で見られるようになり、各地区思い思いに開催されています。そこに流れる空気は柔らかく、ふらっと入れる雰囲気がいいです。参加のハードルが低く、いろんな方々が集っておられました。
渋谷区民の半分が住まう初台幡ヶ谷笹塚エリアは、とにかく商店街がいっぱいで元気。
今回インクルーシブ運動場はその街のニーズ調査も兼ねて3タイプの車椅子体験をご提供。
ご用意したのは、スポーツタイプ(2024年SOMPO財団様のご支援)/ GRIT(みなさまからのご支援:アウトドアタイプ)/電動(IPG コアメンバーのお店レンタル)。
車椅子に用途があるなんてなかなか知る機会はないので、毎回が試乗会。とはいえお子さんに関しては、最近本当にリピーターさんが多いのです。こどもたちが乗りこなしてくれることで、本当に自然に理解してもらえると感じますし、世の中捨てたもんじゃないなと思えるぐらい優しいお子さんに出会うこともあります。こどもたちが心のバリアフリーについて話していたりして。つい先日まで怪我で車椅子生活だった男の子のお母様は車椅子なだけで普段の外出が大変になるとの気づきを話してくださったり。
そんな感じでいつもはこども達で賑わうのですが、今回は街のマダムたちにも試乗いただきました。「乗るのはいいけど生活は大変だわ。歩ける身体でいるようにしよう。」というアクティブな感想があったり、歩行がやや困難な方と車椅子をきっかけにお話しができて、「ゆっくりしか歩けないけどお話できて楽しかったわね。またくるわ。」と言っていただけたり。
本当に体験の感じ方はそれぞれなのですが、ほとんどの皆さんが熱心に車椅子についてお話をしてくださり顔の見える関係となり、普段のこのプロセスが防災にも必ず役立っていくのだろうなと感じることができました。スポーツタイプは軽さを感じていただき、GRITを体験していただいた方々には、電力いらずで災害時にもアウトドアにも使える車椅子があることにたくさんの人が驚いていました。意外だったのはよく高齢者の電動のセニアカーが一番人気だったこと。感想は楽で楽しい他に「かっこいいから!」が何回も聞かれました。普段お使いのシニアの皆さんが聞いたら嬉しくなるかもしれないですね。
まちづくりは診察室でお話しするのとはやはり違います。「困ったこと」だけではなく「本当にやりたいこと。」「こうだったらいいのにな。」世代やそれぞれの状況を超えてが聞きやすいと思います。
ここ数回本当に未来に役立つように考えて街の声を聞きながらイベントを行っています。
<写真>



最近は今後につながるアンケートもとっています。
またデータが出てきたらお伝えしていきますね。
⭐️お知らせ⭐️
「 ROAD TO MONGOLIA」応援イベント開催!
インクルーシブ運動場では普段から誰もが身体を動かすことができる世界をつくりたいと思っています。車椅子ユーザーで週に何回も運動している人は圧倒的に少ない。車椅子ユーザーが1年の本気トレーニングを経てモンゴルを旅するプロジェクトROAD TO MONGOLIAのお話をすると、多くの方が驚かれます。ぜひサイトをご確認ください^^明後日幡ヶ谷でイベント開催!
この話題は盛りだくさんなのでまた改めてアップさせていただきますね!
今日は東京はあいにくの雨ですが、負けずに楽しんでいきましょう💪
リターン
3,000円+システム利用料
応援コース|3千円
●お礼のメッセージを送信します
●「インクルーシブ運動場」イベント情報のご案内を送信します(希望者のみ)
※2023年12月31日までのイベント情報を対象とします。
●活動報告書を送信します
- 申込数
- 81
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
10,000円+システム利用料
応援コース|1万円
●お礼のメッセージを送信します
●「インクルーシブ運動場」イベント情報のご案内を送信します(希望者のみ)
※2023年12月31日までのイベント情報を対象とします。
●活動報告書を送信します
●活動報告書にお名前を掲載します(希望者のみ)
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
3,000円+システム利用料
応援コース|3千円
●お礼のメッセージを送信します
●「インクルーシブ運動場」イベント情報のご案内を送信します(希望者のみ)
※2023年12月31日までのイベント情報を対象とします。
●活動報告書を送信します
- 申込数
- 81
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月
10,000円+システム利用料
応援コース|1万円
●お礼のメッセージを送信します
●「インクルーシブ運動場」イベント情報のご案内を送信します(希望者のみ)
※2023年12月31日までのイベント情報を対象とします。
●活動報告書を送信します
●活動報告書にお名前を掲載します(希望者のみ)
- 申込数
- 37
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2023年1月

【応援サポーター募集中!】笹塚十号のいえプロジェクト
- 総計
- 10人

「まぜこぜ」の社会をめざして|Getフレンズ募集中!
- 総計
- 38人

貧困・困窮状態にある若者の「実費」を肩代わり!継続支援のお願い
- 総計
- 77人

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 2,607,000円
- 寄付者
- 317人
- 残り
- 41日

ぬるぬるのお引越|万博・落合陽一 null²パビリオン次なる場所へ
#ものづくり
- 現在
- 217,013,000円
- 支援者
- 12,310人
- 残り
- 29日

野生に帰れない猛禽類のために|猛禽類医学研究所マンスリーサポーター
- 総計
- 523人

困窮する女性や女子を支援~1日33円からの人道支援サポーター募集!
- 総計
- 21人










