ラグビーとの出会いとKISSでの生活（U-16女子インド代表）

インドのKISSに派遣中の青年海外協力隊の徳武さんが、教え子にインタビューしましたのでご紹介します。

 

 ドゥムニ

パルバティ

 

ドゥムニとパルバティです。私たちは、大の仲良しで、毎日一緒に練習をしています。私たちは、300キロほど離れた村からKISSに来ました。家が貧しかったので、それぞれ8歳と9歳の時にKISSに入学し寄宿舎生活が始まりました。ラグビーを始めたのもこの頃です。

 

きっかけは、ラグビーボールの形が楕円形で面白そうだったから（ドゥムニ）とか、激しい動きに興味を持った（パルバティ）という単純な理由でした。その時から毎日ラグビーを練習し、今ではインド代表としてプレーしています。ドゥムニは、ゲームメーカーとしてゲームをコントロールするのが得意で、パルバティはパスやステップワークが得意です。これからももっともっと練習してもっと強くなりたいです。ドゥムニは、有名な選手になってお金を稼ぎ、村の人たちのために寄付できるようになること、パルバティは、インド代表のラグビーのコーチになることが夢です。KISSに来れて、ラグビーに出会えて本当に幸せです。

 

徳武さんは体作りの重要性や、基本練習、を教えてくれます。特に、反則行為などのルールは大変詳しくて、詳細説明はとても役に立ちます。徳武さんの正確なレフリー（審判）はとても参考になり、みんなに頼られています。

KISSでの生活では、朝の練習を終えた後、体操服のままみんなで朝ごはんを食べ、制服に着替えて、学校に行きます。勉強も頑張っています。練習がないのは日曜日だけですが、女子はKISSの敷地外への外出が禁止されているため、みんなでおしゃべりしたりして時間を過ごしています。

今回のイベントが実現し、スリランカの選手や日本の指導者の方々と交流することをとても楽しみにしています。

 

 

毎日、外で朝ごはんです。

 

 

インドの北部で日本語の先生をしている協力隊員（写真中央）が視察に来てくれ、音楽の授業に参加してくれました。