寄付総額
目標金額 4,000,000円
- 寄付者
- 408人
- 募集終了日
- 2019年10月3日
イラク戦争をとめられなかったからこそ、やり遂げたいこと。
イラクの子どもたちのためのクラウドファンディングは、残り2週間になりました。現在44%、あと2,217,000円が必要な状況です。ゴールまでの道のりはまだ険しいですが、でき得る策を探って情報拡散を行い、支援の必要性やイラクの現状を知っていただくために、最後まで諦めません。
必ず達成できるよう全力で頑張りますので、どうか引き続き、SNSでのシェアや口コミなどでご協力をお願いいたします。「頑張れ!」の一言が力となり背中を押してくれます。
本日の新着情報は、日本国際ボランテイアセンター(JVC)イラク事業チーム 中野 恵美のメッセージです。
「あのとき、私たちは戦争を止めらなかった」
中野自身、イラク戦争直後にJVCを一度離れてしまったものの、「今からでも役に立つことができるなら」と現在はJVCイラク事業チームメンバーとして復帰しています。同じように何もできないもどかしさを感じていた人々は多かったのではないでしょうか。その「何かできることをしたい」思いを私たちにぜひ託していただいて、支援の実現につなげたいと思います。
● ● ● ● ●
私が日本国際ボランティアセンター(JVC)での仕事に一度区切りをつけたのは、イラク戦争のあった2003年でした。それまでJVC職員としてパレスチナや南アフリカでの支援活動に携わっていたのですが、長女の出産を機に退職しました。妊娠中にイラク戦争開戦の危機が高まり、また同時にそれに対する反対の機運も盛り上がって、デモや集会などさまざまな活動が展開されたのものの、結局開戦に至ってしまい、私は挫折感、無力感のようなものと共にJVCを去り、その後の10年間はJVCの活動から離れた生活を送っていました。イラク戦争のあとも平和が訪れるどころか、人々が宗派・民族などの線引きで分断され、深刻な対立・憎悪による暴力の応酬でたくさんの市民が犠牲になっていく状況を報道で見て胸を痛めていましたが、諦めに似た気持ちがありました。
そんなある日、当時のJVCスタッフのひとりから連絡があり、「JVCのイラクでの支援活動が、お金も人手も足りなくてピンチ。手伝ってほしい。」とのことでした。10年も離れていたので自信がなく、また、以前のしんどかった記憶もあり、一度はお断りしたのですが、結局「次の人が見つかるまで」ということでイラク事業チームに加わることになりました。2013年のことです。
そのとき私が考えたのは、「10年前、私たちは戦争を止めらなかった。私はそのままJVCを離れ、2人の娘たちを授かり安全に暮らしてきたけれど、イラクの人たちはこの間ずっとひどい状況の中にいた。今からでも、ちょっとでも、何か役に立つことができるなら」ということでした。
当時は、イラク戦争から10年が経ち、その後に吹き荒れた暴力の嵐も収まり、イラクの人々がようやく「復興」に向けて歩みだしたと思える時期でした。まさかそのあとすぐに、IS(いわゆる「イスラム国」)が台頭し、多くの人が殺され、家を追われ、日本人も犠牲になるとは・・・。このような困難がまたイラクの人たちに降りかかるのを見ていることしかできないのは、とてもつらいものでした。
その後、ISの脅威は小さくはなりましたが、今も戦闘は続いています。そして、人々の心には大きな傷あとが残されました。特に子どもたちへの負の影響は、はかりしれません。イラクは若い国で、全人口の約半数が18歳未満です(UNICEF)。私自身、子どもを持つ母親として、つらい状況にあるイラクの子どもたちを少しでもサポートしたいという強い思いで、この活動に参加しています。
現在、活動のための資金が不足し、支援の継続が難しくなっています。
私たちの活動は小さいですが、イラクの子どもたちに「日本から応援している人たちがいる」ということを伝え、未来に小さな希望の灯りをともすことができるように、どうぞ皆さまのお力を貸してください。
■中野 恵美
JVCイラク事業チーム補佐。1993年にJVCの会員になり、96年から会員担当、パレスチナ担当、南アフリカ担当として東京事務所勤務。出産を機に2003年に退職後、2013年より非常勤のイラク事業補佐として「復帰」。母親として、また地元コミュニティの一員として些事に追われる日々ですが、微力ながらイラクの人たちの平和への動きをサポートしていきたいと思っています。
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ギフト
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【3千円のご寄附】
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※領収証は2019年12月末までに送付予定です
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- 在庫数
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- 2020年6月
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