歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』
歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』

支援総額

18,612,888

目標金額 15,000,000円

支援者
389人
募集終了日
2023年5月31日

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2023年05月12日 16:57

【ひめくり石清水|5月10日】 梁清(りょうせい)系図に存在しない人物

応安元年(1368)の記述

 

 いまから650年あまり前、南北朝期の応安元年(1368510日に梁清(りょうせい)という人物が、石清水八幡宮の総括職である検校へと任命されました。

 

 ところが、この梁清なる人は石清水八幡宮の重要なポストに就いた人物であるにもかかわらず、現在、石清水八幡宮に伝えられる系図には一切名前が登場しない、とても不思議な人物なのです。

 

 石清水八幡宮所蔵の資料に限定せず、広くこの時代の文献史料を繙(ひもと)くと、当時の公家が記した日記のなかに応安44月初旬ごろ、石清水八幡宮の神人(石清水八幡宮の仏神事に奉仕する人びとのこと)たちが神社の社頭に立て籠もったため、梁清が配下の勇士たちを率いて対応にあたった旨の記述がありました。

 

 しかし、6月に入ったころ、梁清はこのときの対応の仕方が行き過ぎていたため、神社内の関係者によって朝廷に訴えられてしまいます。朝廷は一定度の情状酌量のうえ、還俗(僧侶から俗人になること)つまり僧侶身分の剥奪を科すこととしたようです。

 

 緊急時の対応とはいえ、検校として前代未聞の対応であったこと、遠流というたいへん重い処罰さえ検討されたことなどから、梁清は以後の系図からは抹殺されてしまったのかも知れません。

 

童形神像

リターン

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

A:竹しおりコース

感謝の気持ちを込めて、竹しおりをお送りいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●竹しおり 2枚

申込数
166
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


B:特製御朱印コース

B:特製御朱印コース

クラウドファンディング限定の御朱印をお届けいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●特別御朱印 1枚

申込数
183
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

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感謝の気持ちを込めて、竹しおりをお送りいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●竹しおり 2枚

申込数
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制限なし
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2023年12月

10,000+システム利用料


B:特製御朱印コース

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クラウドファンディング限定の御朱印をお届けいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●特別御朱印 1枚

申込数
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2023年12月
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