歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』
歴史の宝庫「石清水八幡宮文書」を未来へ|第1弾『石清水と天下人』

支援総額

18,612,888

目標金額 15,000,000円

支援者
389人
募集終了日
2023年5月31日

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2023年05月26日 17:41

ひめくり石清水(5月23日)

慶長5年(1600)5月23日

八幡山上山下知行帳写(はちまんさんじょうさんげちぎょうたかちょううつし)

 

 石清水八幡宮社務所発行『石清水八幡宮史』史料第6輯(1936年)に「八幡山上山下知行帳写」が収められています。詳細は不明だが、河内長野市の真言宗御室派・金剛寺にある原本を筆写したことが書かれています。

 

 石清水八幡宮所蔵の写本は16冊、縦26.2㎝ 横20.5㎝の袋綴の冊子本です。内容は、主に天正16年(1588)および同17年の当知行分の指出帳を集積したものです。紙面には、秀吉政権による天正12年山城国検地のときの記載も見受けられますから、それ以降の知行高が記載されているものと考えられます。表題に山上山下とあるように、石清水八幡宮の山上の堂塔・坊舎、山下の境内都市〈八幡〉を中心として、周辺隣郷の集落地へとおよぶ知行地が確認できます。

 

 土地の所有者は、社務検校を務める祠官の社家(田中・善法寺・新善法寺・壇)をはじめとし、境内坊人、山下郷町内の神人、住人、百姓にいたるまで、指出帳に書かれています。おおよそ慶長5年4月の段階で、各々から提出されていて、それらを身分別・地域別に編修して、冊子状に装丁されたものと考えられます。表記をのぞきますと、「闕所」「買地」「御検地御免」「はね地」「穿鑿」「替地」「加増」などが散見されますので、検地が実施されたことがわかります。

 

 ただし、天正18年以降、慶長5年までの検地は確認できませんから、秀吉の検地による知行高が、このとき指出されたのでしょう。これらの指出帳が石清水側から家康の奉行人に提出されたのが、5月23日で、直後の25日付けで家康朱印状による知行安堵状がいっせいに出されました。最近発見された「石清水八幡宮本頭社司覚書」には、家康朱印状361通が記録されています。関ヶ原の合戦を前にした、家康の心情はまえに述べたとおりです。やはり将軍を意識していたのでしょう。

 

松花堂跡地(国指定史跡)

リターン

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

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感謝の気持ちを込めて、竹しおりをお送りいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●竹しおり 2枚

申込数
166
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


B:特製御朱印コース

B:特製御朱印コース

クラウドファンディング限定の御朱印をお届けいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
●特別御朱印 1枚

申込数
183
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

5,000+システム利用料


A:竹しおりコース

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感謝の気持ちを込めて、竹しおりをお送りいたします。

●お礼のお手紙
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●竹しおり 2枚

申込数
166
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年12月

10,000+システム利用料


B:特製御朱印コース

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クラウドファンディング限定の御朱印をお届けいたします。

●お礼のお手紙
●ご芳名1年間顕彰
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申込数
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2023年12月
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