九州北部豪雨支援 貸出し件数が100件を超えました

日本カーシェアリング協会の西條です。

みなさん、いつも活動を応援いただきありがとうございます。

 

普段は事務局長として協会で活動していますが、

災害時には拠点の立上げを災害支援のスタッフらと共に

ぱぁーと現場にかけて付けてぱぁーっと立上げることをしています。

 

 

現在、茨城、静岡、愛知、福岡、佐賀、秋田と臨時拠点と常設拠点合わせて6カ所で

「車の無償貸出し支援」を車が被災しお困りの方に支援届くように活動しています。

 

その中でも福岡県久留米市田主丸に設置した臨時拠点では

佐賀県から九州支部のスタッフが通い、

過去の災害支援で現地スタッフとして何度も手伝ってくれているスタッフらが中心となって

拠点の設置～支援運営を担ってくれています。

そういった心強い仲間がいることで、支援を届けるために多くの拠点を設置して

活動することができています。

 

ご支援いただく皆さまにも感謝ですが、

災害時の混沌とした中、一緒に猛ダッシュしてくれる仲間にも感謝の日々です。

 

九州北部豪雨の支援中心拠点である久留米では7/17～貸出しをはじめました。

 

その時すでに、大半の車を豊橋での台風2号支援へ移動したあとで

手元にある十数台の車からの支援のスタートとなりました。

「まずはあらゆる手で車を集めなくては」

日に日に増えていく申込件数を横目に

なかなか車が集まりにくい日々が当初は続きました。

 

徐々に個人の方から、会社さんから、ディーラーさんから、

車を購入しての支援などが集まり、貸出し件数がようやく昨日、100件を超えました！

現在、63台の車が支援車両として被災した皆さんの足になっています。

 

 

現在、災害支援で活用している車の台数は約280台となりました。

これは昨年の協会の全所有台数を同規模となります。

 

被災し、これから車の買い替えや家の修繕などにお金がかかるので

負担を少しでも軽くしようとわたしたちは“無償”で車を利用していただいています。

自動車保険も全てかけた上でお渡ししているのです。

 

自動車税や車のメンテナンス費用などこの活動にはお金が多くかかっています。

それらは民間の助成金や皆さまからのご寄付で成り立っています。

 

被災者した方の移動の足を支えていくために、引き続きご支援お願いいたします。