【残り5日】大切な祝日をお祝い出来ない、被災地の状況

クラウドファンディングは、残り5日となりました。

 

トルコではイスラム教のラマダン月（断食月）明けの祝祭がありました。
イスタンブールではこの祝祭を祝う人びとで混み合い、賑わっていたとのことです。

 

一方、地震の被害が甚大であるハタイやカフラマンマラシュなどの都市では、人びとは未だに避難キャンプで暮らしているか、イスタンブール、ブルサ（Bursa）、ガジアンテップ（Gaziantep）、メルシン（Mersin）など他の都市に避難しており、祝祭を行うことの出来る状況ではなかったとのこと。

また、墓地には家族や友人を亡くした多くの人たちが訪れ、溢れていたということです。

 

シリアの状況は更に複雑で、震災前から紛争の影響で多くの人びとが避難しており、インフラも激しく損傷していました。多くの世帯は食糧やシェルター等の基本的な物資を手に入れることさえ苦労している状況です。がれきの撤去も進んでいないとのこと。

それでも、この大切な祝日を何とかしてお祝いしたいと願う人びとは、トルコでもシリアでも、集い、互いを支え合っていました。

 

ジェンの提携団体のスタッフも、多くの人が避難キャンプで過ごし、経済的に非常に困難な状態に追い込まれている中、この祝祭を充分に楽しむことは出来なかったと言います。

 

住居の再建や復興に要する資金は莫大で、まだまだ支援が足りていない状況と言います。

 

このクラウドファンディングは残り5日となりましたが、こうした厳しい状況にある、ひとりでも多くの人びとに支援をお届けするため、最後まで目標金額達成を目指してまいります。

どうか、情報拡散・応援の程、よろしくお願いいたします。