「未来のペットショップ」のこと。前編

ご覧いただいているみなさんこんにちは、高橋一聡です。

クラウドファンディングは残り65時間、達成まで残り21%。
絶対に諦めませんので、どうか引き続きよろしくお願いいたします。

先ずは直近の譲渡会のお話し

一昨日5/26は、10回目となるジョートフルの楽しい譲渡会「Adoption PARK」をサンリブくまなんにて開催し、トレーラーハウスも初お披露目しました！

 

4つの保護団体さん、そして熊本県動物愛護センターの犬たちも参加してくれました。たくさんの方にご来場いただき、猫の譲渡をご希望された方が３件ありました。（面談やトライアルはこれからです）。

 

今回は猫の譲渡会の会場として使ったこのトレーラーハウスは、熊本初の譲渡センターの「卵」。そして、この譲渡センターは、「未来のペットショップ」に成長させて行きます。

 

未来のペットショップを創りたい。

春先から梅雨の時期まで猫の繁殖期で街中で子猫を見かけるようになります。必然的に保護される猫が増えてしまい、保護活動する方は忙しくなる時期なのです。
 

今日もあちらこちらで子猫が生まれてます。
 

私は10年前までこのことを知っているようで知りませんでした。

その時に描いたのは、「未来のペットショップ」を創りたい。

保護された犬猫に会える譲渡会を起点に保護動物と暮らす選択肢を拡めたいと思ったのです。

 

この写真の、右側にいるのは「西原しっぽ村」さんと「犬ねこみらいサポート」さん、2つの団体の方。来場者お一人お一人と丁寧にお話ししていました。参加動物たちの性格や特徴。飼い方やアドバイス。自分の暮らしにあった動物の選び方などを丁寧にご説明していました。

 

そう、譲渡会というのは、犬猫を売るのではなく、保護動物と出会えるというだけでもなく、正しい飼い方など、犬猫のことを伝える場所でもあるのです。

 

熊本では１年、関東では１０年間、約９０団体と一緒に600回以上の譲渡会を開催してきました。昨年の１年間で譲渡された犬や猫の数は約4000匹になりました。（対象団体50）

 

それでもまだ、保護せざるを得ない犬や猫は後を絶ちません。

 

保護動物を減らすことが最終目的ですが、それには保護動物が存在する原因を洗い出し改善する努力が必要です。ペットの流通や外で暮らす猫に対する考え方も時代と共に変化が必要な時期なのかもしれません。動物愛護法を改正しようという動きもその一つだと思います。

 

同時に、保護動物の認知拡大を図るためのキャンペーンやイベントも増え、１０年前に比べると保護動物に対する理解や認知度が徐々に上がってきたとも感じています。

 

そこで私たちは、それらのキャンペーンによって保護動物のことを知り、何か関わりを持とうと考えたり、実際に保護動物を迎えようと考えた方が足を運ぶ場をもっと増やす必要があると考えています。

 

前述しましたが、私は「知っているようで知らなかった１０年前」にあることをキッカケに保護動物に興味を持ちました。しかし、身近に相談出来る人がいませんでした。先ず最初に飛び込んだのは、ある動物保護団体でしたが、第一歩を踏み出すには少しの勇気が必要でした。

この経験から、１０年前にもっと気軽に相談出来る場・もっと身近に保護動物と出会える場Adoption PARK 犬や猫の譲渡会をスタートさせました。
 

これが、未来のペットショップ構想の始まりです。

後編に続く…