かわいそうだけでは助けられない野良猫さんのこと㉙

和歌山市内のあるところ　複数の野良猫さんがいました
このお家の方は　昔から餌をあげ続けていて　不妊手術も少しはしていたのですが
それでも全頭とはいかずに　生まれては死にを繰り返していたそうてす

ある日　遠方に住む娘さんからご相談があり　私達は
ともかく全頭の手術をすることをおすすめし　6匹の捕獲&手術ができました

ご相談前に生まれたというこの子猫たちは　産まれて数日後に姿を消したそうです



探しても探しても　いつまで待っても　この子たちは出てきませんでした
おそらくどこかで人知れず亡くなっていたのでしょう

これが現実　　未避妊の野良猫さんが複数いて　今の時期に子猫がいないということは
こうして人知れず　子猫たちが亡くなってぃるという事なのです


お腹をすかせた猫達を可哀そうに思う　ご飯をあげる
でもそのかわいそうな猫を　増やしてはなりません

お外にいる猫を増やさない事　不妊手術をしてあげることは　
野良猫さんに対しての最大の愛情と私は思っております

ご飯をあげることより大切なこと
それは　ご飯をあげなきゃと思うほど可哀そうな野良猫さんをそれ以上産まさない事なのです


和歌山市内には　未避妊未去勢で手つかずの地域がまだまだあります
こうしている間にも　たくさんの野良猫さんが苦しんで生まれてそして死んでいるのです

本来なら　おうちでぬくぬく　お腹いっぱいで暮らせるのが
愛護動物であるはずの猫の姿のはずなのに

時代は変わりました　　令和の時代にこんな悲惨な事をしていてはいけません
私たちも頑張ります　　地域の方々もどうか一緒に頑張って　猫たちの未来を変えましょう

毎月第1・第3日曜日の　野良猫相談会でお待ちしています