カウントダウン残り1日！【奄美の動物】サシバ

皆さんサシバという鷹はご存知でしょうか。環境省のレッドリストでも絶滅危惧Ⅱ類となっています。

 

 

奄美の固有種というわけではなく、青森県から鹿児島県にかけて夏鳥として飛来し繁殖します。子育てを終えたサシバやその子供たちは、南の国に向かって渡りを始め、主にフィリピンで越冬することが知られています。しかし、日本でも南西諸島では越冬しており、奄美大島がサシバにとって大きな越冬地となっているのです。

 

 

奄美大島では、サシバはとても身近な存在です。そんなサシバを守るため、まずは個体数を把握しようと、昨年は有志による奄美大島全体の一斉調査が行われました。その内容については文一総合出版で出しているBIRDER9月号に掲載されますので、ぜひご覧ください。アマミヤマシギと共に、奄美の島民にとって身近な存在であるサシバ。彼らを絶やさないよう、活動を続けていきます。

 

 

こちらは昨年奄美で観察された白いサシバ。なんでも渡りの時期には奈良県でも通過が確認されたとか。今頃どこで何をしているのか。また奄美に戻ってくるのか。動向が気になるところです。

 

アマミヤマシギのクラウドファンディングも残すところ1日！皆さん応援よろしく尾根対いたします。

 

また、奄美の鳥人気投票の結果もクラウドファンディング最終日に発表します。まだ投票していない人はぜひご投票ください。

 

投票 | 公益財団法人日本鳥類保護連盟 (jspb.org)