寄付総額
目標金額 2,500,000円
- 寄付者
- 334人
- 募集終了日
- 2025年11月7日

鳥サポーター募集中|鳥と人の共生を目指す活動にご支援を!
#子ども・教育
- 総計
- 38人

絶滅の危機に瀕しているシマアオジ 彼らのいる景色を取り戻したい
#国際協力
- 現在
- 4,171,900円
- 寄付者
- 344人
- 残り
- 15時間

野生に帰れない猛禽類のために|猛禽類医学研究所マンスリーサポーター
#子ども・教育
- 総計
- 523人

JWCサポーター大募集中!傷付いた野生動物を救いたい
#子ども・教育
- 総計
- 253人

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
#動物
- 現在
- 3,006,000円
- 支援者
- 283人
- 残り
- 1日

国立科学博物館マンスリーサポーター|地球の宝を守りつづける
#子ども・教育
- 総計
- 679人

老病ねこたちが最後まで安心して過ごせるおうちを守っていきたい!
#医療・福祉
- 現在
- 1,928,000円
- 支援者
- 145人
- 残り
- 8日
プロジェクト本文
第一目標達成の御礼と
今後の目標について
昨日10月28日に、第一目標としていた250万円を達成しました!
ご支援いただいた皆様、広報にご協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。
第2弾では、目標を大きく超えるご支援をいただき、追加で5個のGPSタグ(計15個)を購入することができ、多くの成果に繋がりました。
今回の第3弾も同様に、ネクストゴールである350万円を達成できれば、GPSタグをさらに4個追加購入できる見込みです。
GPSタグは1個データ料込みで約20万円と高価ですが、追加できれば、サシバの渡りの全容解明に向け、より多くのデータが集まります。
ネクストゴールまでのご支援は実施予定の以下の用途に充てさせていただきます。
<資金使途概要>
GPSタグ追加購入費 100万円 (GPSタグ約4個分)
私たちの調査は「サシバの安全第一」をモットーにしています。そのため、手元にあるGPSタグをすべて装着するために、余裕のないタイムスケジュールで行ったり、たくさん捕獲することに必要以上に執着したりすることで、サシバへの配慮がおろそかになることは避けたいと思います。よって、もし冬季に与那国島と沖縄島、そしてフィリピンで付けきれなかったGPSタグは、繁殖期に国内の繁殖地において装着したいと思います。
あらかじめご理解くださいますようよろしくお願いいたします。
皆様のご支援は、この活動をさらに前進させる大きな力となります。
引き続き、サシバの渡りルート全容解明に向け、全力で取り組んでまいりますので、温かいご協力・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
追記:2025/10/28
公益財団法人日本鳥類保護連盟
はじめに
絶滅危惧種II類に指定されている、タカの仲間の渡り鳥「サシバ」。サシバは、日本だけでなく中国や韓国、フィリピン、インドネシアなどいろいろな国や地域で繁殖・越冬するため、国内外での情報共有・協力が非常に重要です。
これまで、サシバにGPSタグを装着して渡りルートを調べた研究は日本だけでなく海外でも行われていますが、たくさんのことが分かってきた一方で、分からないことも多いのが現状です。
そこで、「サシバの渡りの実態を一つのつながった情報として把握すること」及び「事例数を増やすこと」を目的に、2023年度、2024年度と調査に必要な活動資金の一部をクラウドファンディングで募り、2023年度は奄美大島の北部で越冬するサシバ11羽に2024年度は奄美大島南部の宇検村で越冬するサシバ11羽、そしてこの夏には千葉県神崎町でサシバ4羽にGPSタグを装着し追跡しました。
集まったご寄付でGPSタグを装着した26羽すべてのサシバから、渡りに関する貴重な情報を取得することができています。皆様からのご寄付に、あらためて心より感謝を申し上げます。
一方で、サシバの渡りの全容を解明するためには、分布域全体でできるだけ多くの個体にGPSタグを装着して情報を蓄積する必要があります。
それには、長い年月をかけていろいろな地域で調査をしていかなければなりません。そのため、調査の中長期的な計画を定め、継続していくことが重要と位置づけ活動を進めています。これにあたり、調査活動にかかる資金の一部を募ることを目的に、今年もクラウドファンディングに挑戦することを決断しました。
サシバの保全活動は、特定の誰かが頑張れば良いというものではありません。その必要性を多くの方が認識し、皆で一体となって行動することが肝要です。
昨年のクラウドファンディングを通していただいたご寄付で調査に取り組み、その結果を寄付者の皆様と共有、時には議論することを通して、寄付者の皆様と一体となった調査活動ができたことを強く実感しました。 サシバと私たちがともに生きる未来を守るために、皆様と力を合わせて調査活動、啓発活動を進めていきたいと考えています。
今年もサシバの調査活動へ、ご賛同いただける皆様のご参加を、心よりお願い申し上げます。
この活動は、国際サシバサミットを運営する団体、アジア猛禽類ネットワーク、日本自然保護協会、日本野鳥の会、奄美野鳥の会が協力団体として参画しています。日本鳥類保護連盟も国際サシバサミットの運営に参画しています。
国際サシバサミットとは、国境を越えて渡りをするタカの仲間・絶滅危惧種サシバの繁殖地、中継地、越冬地の国々が集い、国々が協力してサシバの明るい未来について考える場として2019年より開催されています。2019年の第1回は栃木県市貝町で開催され、その後2021年に沖縄県宮古島、2023年に台湾、2024年にフィリピンのサンチェスミラで開催されました。そして今年10月25、26日、第5回国際サシバサミットが奄美大島の宇検村で開催されます。
国境を越えて渡りをするサシバを保全していくため、この活動の結果は国際サシバサミットでも共有され、国際協力による保全活動に役立てられます。
|サシバと共生できる社会を目指して
サシバの渡りルートの全容を詳細に把握するためには、数年では終わらない相当の年数が必要です。
保全のためには、対象地を中心により詳細な情報が必要にあることもあるため、終わりが見えないからです。
しかし、時間をかけても闇雲に進めていては終わりは見えません。そのため私たちは、まずは地球規模で見たときのルートの全容解明を目指し、次のステップとしてピンポイントの場所まで踏み込んだ調査を進めていきたいと思っています。
地球規模でルートの全容解明に取り組むにあたって、計画的に足りない情報を補填しながら、どこで調査をやることが必要かを常に意識しながら進めていく必要があります。現在必要と考えられるのは、国内では中国地方、宮古島、海外では台湾、フィリピンミンダナオ島南部、ルソン島北部、ボルネオが候補としてあがっています。
このプロジェクトは皆と一体となって進めるという点を常に意識していたいので、資金の半分は私たちが負担し、半分を皆様からの支援で進めるということを、あと8年間(延べ10年間)は進めていきたいと考えています。
サシバという鳥を守っていくためには、誰かがやるからではなく、色々な立場の人ができることで参画していき、皆でやることが意識の向上につながります。
将来的にはサシバを守ることが当たり前になり、誰かの指示がなくても保全活動が進められ、サシバと共生できるような社会が理想です。
サシバの渡りルートの全容を把握までの道のり
|これまでのGPS追跡調査で分かった
サシバの渡りの傾向
2か年に渡り奄美大島で装着した22羽は全て国内移動をしました。
ルートは九州から四国に入るところまでは同じで、そのあと日本海側に抜ける個体と太平洋側を進む個体に大別することができます。
到着場所は岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、埼玉県、新潟県、長野県と、バラエティに飛んでいました。私たちがイメージする水田の広がる谷戸環境だけでなく、山地に降り立つものもいました。
全て国内移動で海外に渡った個体はいませんでしたが、装着したのは越冬数約2000羽のうちの22羽で、全体の1%ほどですから、海外から来ている個体もいるかもしれません。
2024年奄美大島北部で装着した11個体の春の渡り
2024年奄美大島北部で装着した11個体の内、9個体の秋の渡り
2024年奄美大島北部で装着した11個体の内、9個体(赤)と2025年奄美大島宇検村で装着した11個体(青)の春の渡り
2024年の春の渡りでは、北アルプスを越えて繁殖地に急ぐ個体も確認されました。3000mを超える山岳地帯を越えるのは並大抵のリスクではありません。それでも装着個体は落鳥することなく、繁殖地にたどり着いていました。
2024年に装着した11羽のうち9羽は、GPSタグも脱落せず、秋のデータも届けてくれました。これによると装着した9羽は、おおむね同じようなルートをたどり、また同じ越冬場所にピンポイントで戻ってきて越冬したことが確認できました。
9羽とも迷うことなく昨年過ごした奄美大島の越冬地にピンポイントでたどり着いたのですから驚きです。
サシバ達にとって、越冬地は思い入れの強い第二の故郷なのでしょう。
同じ場所に戻ってきた龍郷小の個体
今回、渡りルートを調べるために装着したGPSタグからは、ルート以外にも保全のために活かせる多くの情報が得られています。
例えば移動にかかる日数もその一つです。2024年は最短で7日ほどで移動していましたが、2025年は4日という個体もいました。気候に大きく左右されていると思いますが、4日というのはかなり短い日数です。
また、高度も重要な情報となりました。GPSタグから送られてくる情報には、記録された位置の高度も記録されていますが、これによりサシバの渡りを3Dでイメージすることができます。
こういったデータは風力発電の風車建設の際にも衝突のリスクの有無として重要な情報になると考えられます。
|新たな調査地へ!
サシバの渡りルート全容解明を目指す次のステップ
これまでのプロジェクトは、国内の越冬場所としては最北端となる奄美大島で実施してきました。
総数2000羽以上が越冬する奄美大島において、装着数は22羽と1%ほどではありますが、渡りルートについては分かってきたこと、分からないことがより具体的になってきたと思います。
その中で、このプロジェクトの目的である渡りルート全容解明のためには、やはり奄美大島だけに執着しているわけにはいかないので、新たな場所で調査を行います。
考え方として、全容解明していくためには国内の越冬地である南西諸島全体の動向を把握していかなければいけません。そのために最北端である奄美大島に対して最西端の与那国島を調査対象地の一つにすることに決めました。
しかし、与那国島は越冬数も20羽ほどと考えられることから、今回は南西諸島の真ん中に位置する沖縄島(国頭村)でも調査を実施したいと思います。
この2か所で渡りに関するデータが得られれば、国内で越冬するサシバの渡りに関する傾向について、何が分かり、次に何を調べなければいけないかも明確になってくると期待しています。
そのため、目標としてこの2か所で10羽のサシバにGPSタグを装着し、追跡します。
また、この2か所に加えて、フィリピンのルソン島中部にあるヌエバビスカヤ州でも捕獲にチャレンジします。
捕獲は春先に移動している個体を対象とするため必ず捕獲できると言うわけではありませんが、今後フィリピンの越冬個体を対象にしていく意味でも、さきがけの取り組みとして実施する予定です。
この活動はヌエバビスカヤ州立大学との共同で行います。
調査スケジュール
2025年12月上旬 与那国島視察 越冬状況の把握
2026年1月中旬 与那国島調査 GPSタグの装着
2026年3月上旬 沖縄島調査 GPSタグの装着
2026年3月中下旬 フィリピン調査 GPSタグの装着の試み
|プロジェクト概要
●目標金額
250万円
●プロジェクト実施内容(資金使途)
・GPSの購入費5個分(残り5個は日本鳥類保護連盟の自主財源より支出)
・交通費および宿泊費
・現地での活動における人件費
※本プロジェクトは、期日までに集まった支援総額に応じて、機材の購入費用や人件費に充てる額面を決定するなどして、実行内容及びその規模を決定します。
サシバの保全を、皆の手で。
調査活動に、あなたからのご参加を!
このプロジェクトには一つの大きなテーマがあります。それは皆で調べるというものです。
資金の多くはこのクラウドファンディングで活動に賛同してくれた支援者からいただいており、実施部隊には日本鳥類保護連盟、アジア猛禽類ネットワーク、日本自然保護協会、日本野鳥の会、奄美野鳥の会といった国を代表する自然保護団体が名を連ねています。
そしてプロジェクトを進める中でほかのNGOや行政、海外の研究者も加わり、一緒に謎を紐解いていく。そんな一体感を大事にしたいと思い進めています。
サシバを守るために皆がそれぞれできることで参画する。
これがこのプロジェクトの大きな柱です。
このプロジェクトは数年で結果が出るものではありません。得られた情報と先駆者の情報を、パズルを組み合わせるように埋めていき、足りないパーツを手に入れるため更なる調査を継続していかなくてはなりません。
今年度の調査では、サシバの渡りルートについて新たなパーツが得られることでしょう。これを継続していき、そして情報を国際間で協力していくことで、渡りルートの全容解明、そしてサシバの保全に向けた取り組みがより一層推進されていくことが期待されています。
日本鳥類保護連盟の活動
日本鳥類保護連盟では、鳥たちを守っていくために、鳥の生態など鳥を保護するために必要な「調査・研究」や国境を越えて移動する鳥たちを守るためにフィリピンなどと共同で行う「国際協力事業」、そして未来の自然保護を担う「子どもたちへの普及啓発」の3つの事業を柱に、日々活動を進めています。。
調査・研究事業
調査・研究では奄美大島でのサシバ調査やアマミヤマシギ、オーストンオオアカゲラの調査のほか、シマフクロウの保全のための活動、コアジサシの調査・研究、希少猛禽類の保全のための取り組み、外来種のワカケホンセイインコの生態調査等を実施しています。
GPSタグを装着したオーストンオオアカゲラ(奄美大島)
中でもコアジサシは、北半球と南半球を行き来する渡り鳥です。そのため、フィリピンやインドネシア、オーストラリアの調査者とも連携し、また実際に現地調査を行って、中継地や越冬地の把握を通した保全活動を推進しているほか、リトアニアにおいても、現地大学と共同研究しながら技術提供や物資の提供を行ってきました。
GPSタグを装着したコアジサシ(リトアニア)
国際協力事業
国際協力事業では、国際サシバサミットに参画して運営に携わるほか、フィリピンにおいては、渡り鳥として日本とフィリピンを往来するサシバやアカハラダカを保全するための取組をフィリピンのNGOと協力し、密猟対策や植樹、調査のための中古双眼鏡の寄贈などを行ってきました。現在は子供たちへの環境教育に焦点を当て、教材の作成や地域をつなぐ活動を行っています。そのほか、ネパールでは現地の調査者が独自に財源を得て調査・研究や保全活動を進めていけるよう、エコツアーの定着のための取り組みや、調査技術や物資の提供も行ってきました。
サシバをカウントする地元住民(フィリピン サランガニ州 ラプターヒル)
ヌエバビスカヤ州立大学の学生にサシバの保全等の取り組みを紹介
普及啓発事業
普及啓発事業では、愛鳥週間全国野鳥保護のつどいの開催や子どもたちを対象にした全国野生生物保護活動発表大会、愛鳥週間を通したポスター掲示や講演、テグス拾い、親子を対象に巣箱作りと巣箱架けを指導するなど、野鳥保護につながる意識を高めるためのさまざまな活動を展開しています。
【巣箱プロジェクト参加者の声】
・ユーモアのある進行のおかげで、子供も親も鳥たちのくらしを感じながら楽しく巣箱調査ができました。鳥の卵のかけらと、ひとつの巣を見ただけですが、信じられないほどいきいきと鳥の子育てや天敵とのドラマを見えた気がしました。
・スタッフの方々が、子どもの喜びを伝えたい気持ちに一つ一つ応じてくださり、我が子がスタッフの方々に安心して気持ちを寄せていました。トンカチをつかったり、森を駆け抜けたり、次回巣箱を開ける楽しみができたりと、大変充実でした。
応援メッセージのご紹介
|山崎 亨(アジア猛禽類ネットワーク代表)
奄美大島より南の沖縄や与那国島で越冬しているサシバはどこで繁殖しているのか、日本で繁殖するサシバの全容解明に向け、「国内で越冬する絶滅危惧種サシバの新たな保全プロジェクト第3弾」がいよいよスタートします。
このプロジェクトはサシバの渡りルートの解明のみならず、サシバが過ごす地域をつなげることにもつながり、国境を越えてサシバを保全することを目的とした「国際サシバサミット」の進展にも大きく寄与しています!
|久貝勝盛(宮古野鳥の会顧問)

今回のGPS調査で越冬する個体群の中味が解明されれば、サシバの動向がよく分かるようになる。
今年10月25日~26日、奄美大島宇検村で開催される、国際サシバサミットも、第5回目を迎える。
このサミットを通して、長距離渡りをする、渡り鳥サシバの保護も大きく前進する。
保護運動成功のキーワードは正確なデーター収集である。
皆で協力し、この画期的なGPS調査を成功させましょう。
|鳥飼久裕(奄美野鳥の会副会長)

22羽のサシバにGPSを装着することで、奄美大島のサシバが本州の中部以北の各地で繁殖していることや、サシバの渡りのルート、渡りの時期など、多くの貴重な知見を得ることができました。
クラウドファンディングにご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
プロジェクトは今後、新しい局面に入ります。
沖縄島や与那国島で越冬しているサシバはどのようなルートを通って渡り、どこで繁殖しているのか。それが明らかになれば、国内で越冬しているサシバの渡りの全容が見えてくるはずです。
繁殖地、中継地、越冬地をトータルに保全してはじめて、里山の王者サシバは未来へと命を繋いでいけるはずです。
奄美大島は重要な越冬地であるばかりではなく、多くのサシバが羽を休める中継地でもあるのではないか。
それが証明されるかどうか、いまからわくわくしています。
|ウィルフレド・A・デュマレ・ジュニア (ヌエバビスカヤ州立大学学長)

Key areas include Bangan Hill, Singian Hills, and nearby forest reserves. Despite initial conservation gains, threats such as habitat loss, hunting, and climate impacts persist. Previous studies have shown strong community support, but more data is needed to map the species’ migration routes, roosting behavior, and diet.
This project will address these gaps by combining satellite telemetry, field ecology, and community-based conservation.
NVSU, in partnership with JSPB, Raptorwatch Network Philippines, and the PLGU, is committed to science-based, locally grounded conservation of the species. We invite your support in launching a GPS-based research initiative for the Grey-faced Buzzard, a vital step in understanding and protecting this migratory raptor. The partnership between Nueva Vizcaya State University and the Japanese Society for the Preservation of Birds is ready to deploy satellite tracking to map the bird’s migratory routes and habitat use.
Your contribution will fund GPS tags and fieldwork. This effort will directly support science, education, and cross-border conservation action. Together, we can protect the Grey-faced Buzzard for future generations.
初期の保全活動は成果を上げましたが、生息地の喪失、密猟、気候変動といった脅威は依然として残っています。これまでの研究はコミュニティからの強いサポートのもと進めてきましたが、本種の渡りの経路の図示化、ねぐらでの行動、そして食性を把握していくために、より多くのデータが必要です。
本プロジェクトは、GPSタグによる衛星追跡、フィールドでの生態学的な研究、そしてコミュニティが主体となって行う保全活動を組み合わせることで、これらのギャップを埋めていきます。
本大学では、日本鳥類保護連盟、Raptorwatch Network Philippines、そして州と提携し、科学に基づき、地域に根ざした本種の保全活動に取り組んでいます。 GPSタグを用いたサシバの研究活動の立ち上げにご支援をお願いいたします。これは、渡り性猛禽類であるサシバの理解と保護に向けた重要な一歩となります。
ヌエバビスカヤ州立大学と日本鳥類保護連盟は、衛星追跡システムを利用し、サシバの渡りルートと生息地の利用状況を地図化する準備を進めています。 皆様のご支援は、GPSタグの装着や現地調査に充てられます。
この活動は、科学、教育、そして国境を越えた保全活動を直接的に支援するものです。
共に、サシバを未来の世代のために守りましょう。
|佐草和泉(NPO法人ジャパンワイルドライフセンター(JWC) 理事長)

日本は島国でありながら四季折々の気候や豊かな土壌に恵まれ世界でも指折りの生物多様性を誇るといわれています。私たちは、この環境は何もしなくてもこれからも続いていくものと、つい考えていないでしょうか。
または、例え失われることがあっても、時代の流れでやむを得ないと諦めてしまってはいないでしょうか。
環境の喪失は野生動物の居場所を奪うだけではありません。生態系のバランスを失えば、森や山も力を失い、海洋へも影響を及ぼしかねません。彼らを守ることは巡り巡って私たち人間の生活を守ることにも繋がることだと思うのです。
公益財団法人日本鳥類保護連盟様でサシバの渡りルート解明を行い、その繁殖地の保全を目指すことは、サシバ達だけでなく、自然の生き物と人間の適切な共存、すなわち『さとやま保全』に大きく貢献できると確信しています。
私たちJWCでは傷病野生鳥獣の救護で彼らにチャンスを与えることしかできません。リリース後、彼らが健やかに暮らせる環境を守っていく為にも、この意義あるプロジェクトの成功と更なる発展は、私たちJWCの願いでもあります。
このプロジェクトを多くの皆様に見ていただき、達成できることを心から願っております。皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
税制上のメリットについて
連盟は「特定公益増進法人」に認定されていますので、ご寄付は所得税や法人税の控除を受けることができます。寄付金から2,000円を差し引いた額が控除の対象となるため、2,000円を超えるご寄付には、特定公益増進法人の証明書と領収書をお送りできます。個人の場合には寄付控除になり、法人の場合は損金に算入できます。
詳しくはこちらより、経理担当までお問い合わせください。
※領収書名義:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」の氏名を宛名として作成します。
※領収書発送先:ご寄付時にご入力いただいた「寄付者情報」のご住所にお送りします。
※領収書の受領日:ご寄付が確定した日の日付となります。
※領収書発送日:随時発送となります。2025年12月末日までに発送完了予定です。
■東京都にお住まいの皆さまへ
平成20年度税制改正において所得税の控除対象寄付金の中から、住民の福祉の増進に寄与する寄付金として、都道府県・区市町村が条例で指定したものを個人住民税の控除対象寄付金に追加できる制度が創設されました。
これを受けて、個人都民税からの税額控除の対象となる寄付金として指定しました。当連盟への寄付金も、個人住民税の税額控除の対象となる寄付金に指定されました。寄付をした翌年の1月1日に東京都にお住まいであれば、東京都で寄付金税額控除を受けることができます。
詳しくはこちらより、経理担当までお問い合わせください。
ご留意事項
▽ご寄付の前に、利用規約(https://legal.readyfor.jp/guidelines/others/terms_of_service/)を必ずご一読ください。
▽本プロジェクトは目標金額の達成有無にかかわらず、ご寄付をされた時点で申し込みが確定し、その後のキャンセルはできませんのでご注意ください。
▽ご寄付完了後のお届け先の変更はできません、お間違いのないようご注意ください。
▽寄付金領収証のお名前は、「ギフトお届け先」にご登録いただいたお名前となります。ご寄付後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄付時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付金領収証をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
▽ご寄付完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご承知おきください。
▽本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するリターン」をご確認ください。
▽ご寄付に関するご質問は、こちらをご覧ください。
- プロジェクト実行責任者:
- 小宮輝之(公益財団法人日本鳥類保護連盟)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年5月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
公益財団法人日本鳥類保護連盟が鳥類(サシバ)に装着するGPSタグを購入します。集まった資金はGPSタグの購入費、調査地までの旅費に使用し、残りの一部を管理費として人件費に充当させます。
リスク&チャレンジ
- プロジェクトを実施する上で必要になる資格や許認可について
- 調査開始前に鳥類の捕獲許可証を取得。1月から実施のため、11月を目途に申請予定。
- プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
- 必要なGPSタグ15個のうち、10個は日本鳥類保護連盟の自主財源から支出します。また、捕獲調査地3か所のうちの1か所であるフィリピンへの渡航費については経団連の助成金で支出されます。
あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!
プロフィール
鳥類を始めとした自然環境を保全するため、普及啓発、調査・研究、国際協力を行っている団体です。普及啓発では子供たちへの環境教育に力を入れています。調査・研究ではシマフクロウやコアジサシ、奄美大島の希少鳥類、そして身近な鳥たちの保全、そして国際協力では国境を越えて移動する渡り鳥を守るため、対象国と力を合わせて保全活動を行っています。
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ギフト
5,000円+システム利用料

5,000円|プロジェクトステッカー
⚫︎プロジェクトオリジナルステッカー4枚セット
※正円3枚にはクラファンサイトのQRコード入り。活動報告の確認にも便利です。クラファン終了後ではなく、開催中に随時発送。
⚫︎お礼のメッセージ
⚫︎活動報告レポート
⚫︎オンライン活動報告会 2026年11月を予定(2026年8月中にご連絡)
⚫︎寄付金控除の証明となる領収書
⚫︎メーリングリストへご招待(希望者)
⚫︎HPにお名前掲載 ※ご希望者のみ、2026年1月〜12月まで掲載します。
ギフト内容詳細は【リターンのご紹介 ステッカー】でも紹介しています。ぜひご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/jspb2025/announcements/394599
- 申込数
- 92
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2026年11月
30,000円+システム利用料

3万円|スタッフブルゾン(Lサイズ)
●スタッフブルゾン(Lサイズ)
色:紺色
素材:ポリエステル 100%
クラファン終了後ではなく、開催中に随時発送。
⚫︎お礼のメッセージ
⚫︎活動報告レポート
⚫︎オンライン活動報告会 2026年11月を予定(2026年8月中にご連絡)
⚫︎寄付金控除の証明となる領収書
⚫︎メーリングリストへご招待(希望者)
⚫︎HPにお名前掲載 ※ご希望者のみ、2026年1月〜12月まで掲載します。
ギフト内容詳細は【リターンのご紹介 スタッフブルゾン】でも紹介しています。ぜひご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/jspb2025/announcements/394598
- 申込数
- 5
- 在庫数
- 15
- 発送完了予定月
- 2026年11月
5,000円+システム利用料

5,000円|プロジェクトステッカー
⚫︎プロジェクトオリジナルステッカー4枚セット
※正円3枚にはクラファンサイトのQRコード入り。活動報告の確認にも便利です。クラファン終了後ではなく、開催中に随時発送。
⚫︎お礼のメッセージ
⚫︎活動報告レポート
⚫︎オンライン活動報告会 2026年11月を予定(2026年8月中にご連絡)
⚫︎寄付金控除の証明となる領収書
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ギフト内容詳細は【リターンのご紹介 ステッカー】でも紹介しています。ぜひご覧ください。
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- 申込数
- 92
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- 発送完了予定月
- 2026年11月
30,000円+システム利用料

3万円|スタッフブルゾン(Lサイズ)
●スタッフブルゾン(Lサイズ)
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⚫︎HPにお名前掲載 ※ご希望者のみ、2026年1月〜12月まで掲載します。
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プロフィール
鳥類を始めとした自然環境を保全するため、普及啓発、調査・研究、国際協力を行っている団体です。普及啓発では子供たちへの環境教育に力を入れています。調査・研究ではシマフクロウやコアジサシ、奄美大島の希少鳥類、そして身近な鳥たちの保全、そして国際協力では国境を越えて移動する渡り鳥を守るため、対象国と力を合わせて保全活動を行っています。


















