こどもの日に「格差」について考えてみませんか

NPOキッズドアの渡辺からの発信です。

こどもの日にーまず「格差がある」ことを認めることから始めよう｜渡辺由美子（NPO法人キッズドア理事長）｜note

「受験が、課金と情報戦の部分もあり、格差が大きく、クラスメートの話しを聞いて愕然とすることもありました」

努力して競争し勝ち組になって豊かな生活を送る、私たちはそれを目標に育ちました。

しかし、一部の人に富が集中し格差が拡大・固定化することで、埋もれた才能が発揮されないだけでなく、社会保障コストの増大、海外では治安の悪化、暴動、犯罪、極端な例ではマフィアやテロリストといった問題を引き起こしています。

日本は平和で我慢強い国民性？のおかげで社会問題化していないため、「格差？知らない世界の話」で済んでいます。それでよいのでしょうか。

”受験サポート奨学金”は、数百人を支援するだけが目的ではありません。困難な立場の人の声なき声を社会に発信する、教育格差の解消が社会にプラスであることを伝える、そのために必要な支援や受験制度の改革を訴えていく、そこまでのビジョンを描いています。

”受験サポート奨学金”が、格差の問題を考えるきっかけとなってほしい、そう願っています。