
支援総額
目標金額 2,220,000円
- 支援者
- 173人
- 募集終了日
- 2020年6月30日
JustSMILE学校プロジェクト2 高校生たちの挑戦【中編】
JustSMILE学校プロジェクトにご支援いただきました皆様
昨日配信しましたJustSMILE学校プロジェクト2【前編】はもうご覧になりましたでしょうか?
まだの方はぜひ、前編をご覧いただいてから読み進めていただけたら嬉しいです。
それでは早速、物語の転換期
JustSMILE学校プロジェクト2【中編】をご覧ください。

〜第2章〜
プロジェクトをするまで考えもしなかった
「ミャンマーの過酷な現状」
![]()
夏休みに入り、リーダーの僕とサブリーダーに立候補してくれた6人を中心にZOOMミーティングが週一回のペースで開催されました。
ミャンマーについて調べた後、日本ミャンマー豊友会(JAMAHA)の現地の方と話す機会を何度か取ってもらい、たくさん質問をしました。
そこには自分たちが想像もしていなかったミャンマーの現状がありました。
「どこの村に学校を作ったら良いか?」
「ミャンマーは今どうなってるの?」
「街は歩けるの?」
「コロナとクーデターの影響は?」
「本当に村の人たちはこんな状況でも学校が必要なの?」
《学校(幼稚園)建設予定場所》
■ミャンマー シャン州 WarTaw村(ワータオー村)
■人口512人、156世帯、対象生徒数80人
■新型コロナウイルスの感染拡大とクーデターの影響により電気などのインフラが未整備(2021年8月時点)
■学校の大きさは40坪程度を予定 (このサイズになると、国からの支援を受けることができます)
《この村に学校を建てることになった理由》
昨年もこの村は候補に上がっていましたが選ばれず、同じシャン州のNGOLA(ンゴラ)村が選ばれました。
その後、コロナの状況はミャンマー国内でも悪化し、さらにクーデターが勃発しました。
ミャンマーの子どもたちにとって、より一層未来の見えない状況でも村の方々から認定NPO法人JAMAHAのミャンマー人現地スタッフを通じて「村人も子どもたちも楽しみにしている。ぜひ、ワータオー村に学校を建ててほしい!」と依頼があったことが決め手となりました。


この現状を「クラスのみんなにも分かりやすく伝えたい」と、トニー先生と相談してミャンマーに関するクイズを作りました。
授業でみんなでミャンマーについて考える時間をとることで、生徒全員とミャンマーについて共有することができました。(動画1)
さらに、授業の後半ではミャンマーの過酷な状況に驚き、日本と比較して自分たちがいかに恵まれているかを知るきっかけとなりました。(動画2)

〜第3章〜
トニー先生なら、なんとかしてくれるかも?
甘かった僕らのグラウンド0からの「本当の挑戦の始まり」
![]()
夏休みから早3ヶ月が経ち、なかなか進まない現状に苛立ちが募りました。
「みんなでやろう!」と言いながら、自分から進んで動こうとしないメンバーが多く、指示待ち状態でした。
一体どこまでやったら良いのかもわからず、
『やっぱり僕ら高校生だけでは無理なんじゃないか?』
そんな空気感が漂ってきました。
トニー先生に相談して、授業中にみんなからの不安や不満、本音を模造紙いっぱいに書き出して、その上で「今の自分たちにできることは何か?」を一人一人決めていきました。

黒板いっぱいに模造紙を貼ってみんなで笑顔の記念写真
そして、3つのグループに分かれてそれぞれの役割を決めました。
①黄色:SNSの拡散、他の探究学習のクラスとの連携する「つなぐ」グループ
②緑色:笑顔の写真を学校中から「集める」グループ
③赤色:文章や動画などを作成する「つくる」グループ



役割が決まると、少しずつ動き出しました。
授業は各グループに分かれてそれぞれの意見を出し合いました。
それでも、なかなか上手くまとまりませんでした。
ある時の放課後、授業外にも関わらずトニー先生に参加しもらったのに、僕はリーダーとしてみんなを引っ張るどころかみんなと一緒になって遊ぶ始末・・・。
すると、静かに見守っていたトニー先生は言いました。
「もう帰って良いかな?僕、暇じゃないんだ・・・」
「どうするの?」
「みんなの挑戦なんだから、自分たちでどうしたら良いか考えて」
その時に初めて、甘えている自分たちに気づきました。
それからは、授業前やリーダー会議前にトニー先生に相談して当日何をするかを決め、自分なりにみんなを巻き込んで進めていきました。
そして今度は、自分たちで学校と先生の許可を取り、放課後のグラウンドで「笑顔の写真を集める会」を行うことにしました。
担当の藤井先生から学校中に放送してもらい、2日間に分けて放課後に笑顔の写真撮影に協力してくれる生徒を集めることにしました。
しかし、、、
開始予定時間になっても、誰も集まりませんでした・・・
「誰も来ないから帰っていいかな・・・」
そんな声が聞こえてきて、重苦しい時間が流れてどうしようと思っていた時、トニー先生が車でやってきました。
『ようやく来た!きっと何か指示してくれるはず!』
そう思っていた僕らでしたが、トニー先生は特に何も言わず、
僕らから少し離れたところで黙って僕らを見ていました。
時間が経つにつれ、部活や用事があるからと言って帰っていく仲間が出てきて、次第に人数が減っていきました。
こんな時にリーダーがしっかりしないといけないのに、何をしていいか分からず、投げやりになってみんなと遊んでその場を凌いでいました。
しばらくすると、トニー先生が残っている僕たちにこう言いました。
「最初からうまくいくことなんかないよ。人が全く集まらなかったところからプロジェクトを達成してこそ物語になるんだよ!」と明るく言ってくれて勇気が湧きました。
あとでリーダーの僕だけが呼ばれ、トニー先生は厳しい顔をして言いました。
「リーダーとみんなは先生と生徒ぐらい差がある。もし、誰も集まらなかったら何をしたら良いかを決めずに当日を迎えるから、みんなが困るんだよ。」
その言葉を聞いて以降、僕はトニー先生と事前に相談して準備をしてから授業やミーティングを迎えるようになりました。
今まではリーダーでありながらみんなと一緒になって集まってから考えていたけど、『自分が先に考えて行動して、みんなを引っ張っていくのがリーダーなんだ』と感じました。
後編につづく・・・
(11月20日19時配信予定)
お楽しみに♪
《おまけ》
インタビューにて「高校生たちに伝えたいこと」
リターン
3,000円
ただただ応援応援してくださる方に
・お礼のメールをお送りします。
- 申込数
- 47
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年9月
10,000円
【プロジェクト参加プラン】あなたの笑顔を学校の壁に!
笑顔の写真をデータで送っていただき、学校建設後に壁に貼ります。
・学校にあなたの笑顔写真掲載(小)
・JustSMILEロゴマークの入ったトートバッグ(白)1個
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年9月
3,000円
ただただ応援応援してくださる方に
・お礼のメールをお送りします。
- 申込数
- 47
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年9月
10,000円
【プロジェクト参加プラン】あなたの笑顔を学校の壁に!
笑顔の写真をデータで送っていただき、学校建設後に壁に貼ります。
・学校にあなたの笑顔写真掲載(小)
・JustSMILEロゴマークの入ったトートバッグ(白)1個
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2020年9月

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