
寄付総額
目標金額 7,500,000円
- 寄付者
- 504人
- 募集終了日
- 2021年11月19日
小さな優しさが、国境を越えて与えられる世界に
こんにちは!プロジェクト実行者の並木です。
今回のクラウドファンディングも折り返し地点。これまで200名を超える皆さまに応援いただきました。
応援いただける方の数の多さに驚きつつ、同時にこれから先の道のりの長さに少し不安もありますが、現地に支援を届けるため一歩ずつ進めていきたいと思います。
昨日、スーダンでのクーデターについてお伝えしましたが、今日はそのスーダンの事業を駐在として担う山本が、プロジェクトにかける想いをご紹介させてください!
*******
「日本に帰ったら日本人みんなに、この感謝の気持ちを伝えてくれ!私たちは日本からの支援があるから紛争に負けることなく、こうして難民キャンプでも生きられて勉強ができているんです。」
こんにちは。
スーダン駐在員/南スーダン事業担当の山本恭之と申します。
JVCスーダン事業では、2011年に起こった紛争の被災者に対して支援を行っています。
先日JVCの活動地の一つであるイーダ難民キャンプに出張していました。
冒頭で紹介したのは、訪問するたびに必ず言われる難民の皆さんの声です。
大きな笑顔で、中には目を潤ませて「ありがとう、ありがとう」と何度も伝えてくれる姿を思い出すと、また沸々とやる気が湧いてきます。
強い思いの込もった握手と、その手の温もりが今もまだ感覚として残っています。
紛争では多くの人々が空爆や地上戦で亡くなり、土地や学校・病院などの社会インフラが失われました。僕自身はその紛争を直接的に経験したわけではありません。しかし支援をするためには、その事実と正面から向き合わなければなりません。
目の前で父親が撃たれて殺されてしまった話、食料や水がないまま何日も山を這いずり回り命からがら国境を越えてきた話など、どれも胸をぎゅーと握られる悲惨なものばかりです。
そして、そんな人々が何万人も難民として逃れ、自身たちの手で作り上げたのが、このイーダ難民キャンプなのです。
「紛争でどれだけ大変でも、たとえ私たちが難民だったとしても、これからのスーダンを担う子どもたちの未来を奪ってはいけない。もしここで教育を続けていれば、この難民キャンプから将来大統領になる人が現れるかもしれないじゃないか。」と、全員がボランティアで子どもたちの命と未来を守るために、児童保護や幼稚園/学校教育などに尽力し始めました。
JVCが幼稚園運営支援に関わり始めたのが2013年ですから、当時幼稚園の年長さんだった子どもたちは、今年、小学校卒業試験を受験し、中等学校に進学します。(*スーダンや南スーダンでの初等教育は8年制)
他にもJVCは児童保護や就学支援などにも携わっていますが、昨年中等学校に進学したアトゥーム君はその児童の1人です。
父親を亡くし、母親を故郷に残したまま、お姉さんと共に難民キャンプへとやって来ました。しかし、そのお姉さんも結婚してキャンプから出て行ったため、1人での生活を余儀なくなれました。
足に障がいがあるため、毎日の水汲みや家庭菜園、学校通学も他人の何倍も苦労して行なっています。
それでも彼には夢がありました。
「医学を勉強して人の役に立ちたい」
難民キャンプには大学も専門的に医学を学べるところもないので、もちろん簡単なことではないでしょう。
しかし、その言葉を現実にするため、暗闇の中で、懐中電灯を照らし黙々と勉強を続けていると言います。そして、前回の期末試験では学年で1位を取ったというのです。今年度に入って、キャンプ内で食事などの面倒を見てくれる受け入れ家族も見つかり、少しずつですが夢へと一歩ずつ近づいています。
僕たちは過去に起こった紛争をなくすことはできません。
子どもたちや大人たちが負った心の傷を完全に消すことも出来ないでしょう。しかし、難民キャンプで暮らす人々の話に耳を傾け、子どもたちの未来を守るために語り合い、彼らの和平や教育に対する想いの炎が消えぬように応援することは出来ます。
日本から遠く離れたアフリカの、国も言葉も違うスーダン難民への支援と聞くとすごく大層な気がするかもしれません。それでも、少し視点を変えて考えてみると、僕にはどうしても他人事だとは思えないのです。
僕たちはたまたま日本に生まれ、空爆で親や兄弟が殺される憎しみに触れず、難民キャンプで残飯を食べて飢えを凌ぐ過酷さも知らず、これまで生きて来ました。
もし生まれる時代や場所が違えば、彼らと同じ運命を辿っていたかもしれません。その勝手に決められた運命によって、紛争に巻き込まれ自分の未来さえも奪われてしまう、そんな理不尽な世界が許されて良いのでしょうか。その理不尽に抗おうとするのは不自然なことでしょうか。
目の前でお婆さんが倒れた時にそっと手を差し延べるように、幼い子どもが1人で横断歩道を渡っていたら少し歩幅を合わせて一緒に歩くように、そんな小さな優しさが、当たり前のように国境を越えて与えられる世界になることを心から願っています。
今これを読んでくださっている皆様にお願いがあります。
JVCを通じて世界で起こっている状況を覗いてみてください。そして、JVCが実施している活動の写真や動画、報告会などを通じて現地の人たちの声を聞いてください。
たとえ会ったことがなくとも、彼らの心からの願いや気持ちがきっと皆様の胸にも届くと思います。
今回はクラウドファンディングという形で応援をお願いしておりますが、JVCはこれからも「未来を決める力をすべての人に」与えられる世界を実現できるよう、皆様と力を合わせて活動を続けて行きます。
どうぞこれからも応援のほどよろしくお願い致します。
ギフト
4,100円

41周年応援!【4100円】コース
●サンクスメール
●メールマガジン
●領収書
- 申込数
- 191
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
10,000円

ミステリーツアー付き【1万円】応援コース
●サンクスメール
●メールマガジン
●領収書
●JVCの活動地のいずれかをめぐるオンラインミステリーツアーにご招待
※オンラインツアーについては2022年3月までの開催を予定しております。詳細については1月中にはご案内いたします。
- 申込数
- 255
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
4,100円

41周年応援!【4100円】コース
●サンクスメール
●メールマガジン
●領収書
- 申込数
- 191
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月
10,000円

ミステリーツアー付き【1万円】応援コース
●サンクスメール
●メールマガジン
●領収書
●JVCの活動地のいずれかをめぐるオンラインミステリーツアーにご招待
※オンラインツアーについては2022年3月までの開催を予定しております。詳細については1月中にはご案内いたします。
- 申込数
- 255
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年1月

物価高でごはん食べられない若者に今すぐ食糧を|緊急支援2025冬
- 現在
- 11,815,000円
- 寄付者
- 312人
- 残り
- 29日

児童労働をゼロに!都市へ働きに出される子どもを地方部で防ぐ
- 現在
- 2,706,000円
- 支援者
- 203人
- 残り
- 2日

ワンラブ助っ人募集中!|ルワンダでずっと義足を作り続けるために!
- 総計
- 88人

311人募集中!|311子ども甲状腺がん裁判応援サポーター
- 総計
- 275人

緊急支援|フィリピン地震へのご支援を
- 現在
- 1,628,000円
- 寄付者
- 222人
- 残り
- 10日

救う命を選ばない。どんな犬猫も保護し続け福岡の里親さんを増やしたい
#動物
- 現在
- 3,006,000円
- 支援者
- 283人
- 残り
- 1日

【緊急支援|大分市 大規模火災へのご支援を】
#医療・福祉
- 現在
- 2,598,000円
- 寄付者
- 314人
- 残り
- 41日

地域住民と共に作る!釜石伝統の「陣屋」を新しく復活させたい!
- 支援総額
- 88,000円
- 支援者
- 8人
- 終了日
- 2/24
余命9ヶ月『僧帽弁閉鎖不全症』のビビを救いたい!
- 支援総額
- 1,318,000円
- 支援者
- 97人
- 終了日
- 12/8

香川県で一般・ジュニア対象のテニストーナメント大会を開催したい!
- 支援総額
- 367,000円
- 支援者
- 18人
- 終了日
- 8/15

アメリカンを楽しめるdog park +cafe
- 支援総額
- 85,000円
- 支援者
- 6人
- 終了日
- 3/15

国境を越えて、人と人をつなぐ音楽を届けたい!新たな挑戦にご支援を
- 支援総額
- 1,815,000円
- 支援者
- 89人
- 終了日
- 8/10

誰でも気軽にワンコインで受けれる乳がん検診イベントを開催!
- 支援総額
- 1,204,000円
- 支援者
- 146人
- 終了日
- 9/18
地域教育として、中学生にディベートを教えて大会を開催したい!
- 支援総額
- 85,000円
- 支援者
- 24人
- 終了日
- 9/27











