本日22時までシェア祭り開催｜子どもにより良い環境を：母の願い

皆さま、こんばんは！

プロジェクトチームの下久禰です。

 

昨日皆さまにご案内したシェア祭り、いよいよあと1時間半で終了です！

シェア祭りでの広がりを受けて、少しずつご支援の額も伸びてきています。

皆さまも、よろしければ是非シェアやリツイートでご協力いただければ幸いです♪♪

 

>>シェア祭りの参加方法はこちら

 

 

今日は皆さまに、JVCの活動の始まった地であり、2021年3月末で約40年に渡る活動を終了した、カンボジアでの活動に参加されていた、ソク・スーさんのエピソードをご紹介したいと思います。

 

ソク・スーさんは、数年前からJVCの研修に参加するようになり、活動の最後の方は、特にドライハーブ研修に積極的に参加していました。

 

ドライハーブ研修は、空き時間につくったものが収入に繋がるということで、カンボジアでJVCが提供してきた農業研修の中でも、人気のある研修です。

 

彼女は自宅近くの農園で、作物の世話をする日雇いの仕事を不定期でやっているのですが、そのオーナーに掛け合い、農園の一部でお茶の原料として出荷できるハーブ類の栽培を始めるようになりました。

 

 

 

特に千日紅のお花を熱心に育てていたソク・スーさん。

工房から発注が入った12月下旬～1月にかけて、2回の出荷で約100ドルの収入がありました。

これは、彼女が農園で稼ぐ約1ヶ月分の収入に値します。

 

本当に嬉しそうな顔で、

 

「子どもに制服を買うことができた。初めて補修学級に通わせることもできた。これまでうちの子はそういったものに参加することができず、私自身も文字の読み書きができないので、学校での勉強に苦戦して悔し涙を流すこともあった。だけど、私が稼いだお金で、子どもにより良い環境を提供することができたの！」

 

と話してくれたソク・スーさん。

この日の彼女の晴れやかな笑顔を忘れることができません。

 

 

 

その後、私たちは、彼女にインタビューもさせてもらいました。

 

 

 

「以前は苦しいことばかりでした。JVCと関わるようになって、楽しいことが増えました。本当に、今は楽しいことがたくさんあります。感謝してもしきれません。」と語り、溢れてしまった涙をこらえるソク・スーさん。

 

いつも明るい彼女の涙と、胸に秘めていた想いに、じーんとさせられます。

 

 

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カンボジアでの事業は終了しましたが、ソク・スーさんのように多くの方が、事業を通じて収益を得て、自立の道を歩んでいます。

 

子どもにより良い教育を受けさせたい。世界中の親が抱く願いです。

それを、みずから稼いだお金で実現させたソク・スーさん。

これからも彼女は、息子さんが教育を受けられるよう、頑張っていくことでしょう。

 

私たちは、彼女のようにみずからの力で未来を力強く切り開いていくための支援を、これからも続けてまいります。