自然のめぐみと共にある未来を守るため、学びあう　inラオス

ラオスの農村部の住民にとって、生活を支える基盤である土地や森林・河川などの共有資源。

水力発電やプランテーションなどの大規模開発事業によって、住民の望まない形で土地が奪われ、環境が破壊されるなどの事態が発生しています。

そこで、村人自身が身の回りの自然とみずからの権利を守り、これからも豊かな自然の恵みと共に暮らしていけるよう、自然資源の共同管理や法律研修などを行っています。  

今年度は以下の活動を実施予定です。

＊今年度は、昨年度までの活動地ラオス中部のサワナケート県から、新たに南部のセコン県に拠点を移しています。

・村の共有資源の価値について村人と認識を共有し、村の基礎情報（人口などの一般情報、歴史、生産物、村境など）を収集した冊子や資料づくり。

・村人が村が直面している開発問題について法律に沿った対処方法を学ぶ研修

・村人の共有資源管理の仕組みづくりサポート

・共有資源管理に関連する政策や制度の改善を図るための関係行政機関への良い実践例の共有。