
支援総額
目標金額 500,000円
- 支援者
- 79人
- 募集終了日
- 2024年5月31日
Episode00【始まりの物語】
始まりの地
–––––2024年3月14日 皇居外苑
とあるイベントで出会った大加眞資(武蔵野美術大学3年)と田島史也(早稲田大学4年)は、その日、あてもなく皇居周辺を歩いていた。コンビニに立ち寄り、早めの昼食を購入し、気がつけば皇居外苑に辿り着いていた。全く別の人生を歩んできた2人は、「芸術への関心」というただひとつの共通項を頼りに、それぞれの境遇と想いを共有していく。2時間以上に及ぶ論議の末、「何かしたい」という漠然とした、しかし確かな共通認識だけがそこに横たわっていた。
美大生という全く異なる価値観との遭遇は、田島にとってとても新鮮で、その出来事はすぐさまインターン先である「本庄デパートメント」の社員に話すこととなる。宙吊りになっていた創造性の歯車が動き始めた。
静脈街区が生まれた日
–––––2024年3月27日 埼玉県本庄市
この日、初めて大加が本庄という土地に足を踏み入れた。2人は本イベントの舞台となる建物を1つひとつ巡り、その世界観を共有していった。田島にとってはいたく平板に見えていた風景であったが、大加の目には刺激的に映ったようだ。なるほど、その街への認識の差によって、見え方が全く異なるのか。これは2人にとって大きな発見であった。果たしてこの発見がいかほどの信憑に値するのかは計り知れなかったが、しかしこの出来事から、これらの建物を公開し、人々に見せることには一定の意味があるという確信を得ることとなる。
本庄市の旧市街は、既に役目を終えた建物が、新たに再生されようとしている只中である。20世紀後半のモータリゼーションと共に衰退の一途を辿った商店街が、今再生されようとしているのである。そんなこの街を、2人は有機的なものとして捉えた。欠乏した酸素が取り込まれ建物が再生されるかのように、或いは、街に張り巡らされた道路を血液が循環するかのように、時間的にも空間的にもこの街は脈動していた。
静脈には2つの種類が存在する。
1つは、全身を巡った後の酸素が枯渇した血液を心臓へと送り届ける「体静脈」。
もう1つは、肺で新たに酸素が取り込まれ、これから全身へと送られる血液を心臓へと送り届ける「肺静脈」。
この街の建物も同様に、これまでの役割からこれからの役割へと引き継がれようと、静かなる脈動の結節点に存立していた。そんなこの街の刹那的な情景を、アートイベントとして解剖していく。ようやく明確なコンセプトが見えてきた頃には、熱々で出された浅煎りのコーヒーも少しくたびれた風体であった。
「ここは、ふたつの静脈を結ぶ場所。静脈街区だ。」
当然、2人ともそんな台詞的な発言をするような性分ではなかったが、しかし、そう高らかに宣言するかの如く、晴れやかな心境の2人は、確かな手応えを感じて帰路につく。
静脈街区、始まりの日である。
リターン
3,000円+システム利用料

【学生支援】個人|活動を応援!
学生の活動を全力応援!
※チケットは付いてきません
<特別な返礼品が不要な方向け>
いただいたご支援を、作品制作費等にあて、より充実したイベントとなるように使わせていただきます。また《静脈街区》を次のステージに押し上げるために使わせていただきます。
- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
5,000円+システム利用料

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学生の活動を全力応援!
※チケットは付いてきません
支援者様の芳名を会場に記載させていただきます。もしも不要な方は、記入欄に「不要」とお書きいただけますと幸いです。
<特別な返礼品が不要な方向け>
いただいたご支援を、作品制作費等にあて、より充実したイベントとなるように使わせていただきます。また《静脈街区》を次のステージに押し上げるために使わせていただきます。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
3,000円+システム利用料

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※チケットは付いてきません
<特別な返礼品が不要な方向け>
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- 申込数
- 14
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月
5,000円+システム利用料

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支援者様の芳名を会場に記載させていただきます。もしも不要な方は、記入欄に「不要」とお書きいただけますと幸いです。
<特別な返礼品が不要な方向け>
いただいたご支援を、作品制作費等にあて、より充実したイベントとなるように使わせていただきます。また《静脈街区》を次のステージに押し上げるために使わせていただきます。
- 申込数
- 18
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年7月

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