Episode10【空き家のお片付け】

《静脈街区》のメイン会場となる、旧さいとう化粧品店が片付いてきました！

本プロジェクト始動時からの想いは、「気づかれざる街の変化に光を当てる」ことです。

次の事業者は既にほとんど決定しており、建物に新たな役割を与えるために現在進行形で変化しています。

ならば、光を当てるしかない。

ということで今回の投稿では、今現在の旧さいとう化粧品店の様子をお届けします。

先日、業者さん（お片付けのプロ）が入り、一気にトラック4台分？くらいの大型家具が搬出されました。業者ってすごいんだな、と実感。これにより、次の事業者が入り、具体的な作業が始められる準備がある程度整いました。それと同時に、《静脈街区》に向けて具体的に制作をスタートさせられる準備が整ったというわけです。

業者の皆様、本庄デパートメントのお二人。本当にありがとうございます。

さて、いよいよ作品制作が始まります。

今回、旧さいとう化粧品店から掘り出した物品を使うことができるので、長年その建物に眠っていた物品を解き放ち、アートとして再利用していきます。そうすることで、かつての役割や面影を感じさせつつ、全く別の新たな姿をお届けできるのではないか、と考えています。

建物の有終の美として、これまでの役割から新たな役割へと繋ぐ作品を。

5月1日から始まったクラウドファンディングも、残すところあと7日となり、佳境を迎えています。今回はall-or-nothing形式で挑戦しているため、達成しなければ1円も受け取ることができません。これまでに支援してくれた多くの方の思いを次に繋げていくためにも、皆様のご協力が必要です。

田島と大加のおぼろげな白昼夢が、徐々に徐々に、形になってきました。皆様のご助力が、《静脈街区》に輪郭を与え、今後の推進力となっていきます。

最後まで応援していただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします！