【活動報告114】週刊鹿深の家Vol13　新年度が始まりました

おはようございます。

柊ホームの上垣内です。

本日より令和6年度がスタートします。

出会いと別れの3月には5名の子どもたちが卒園し、私が担当する柊ホームでも2人の子どもが卒園しました。共に生活をしていると衝突することもあり「こんなとこ出ていくんや！」と強い口調で訴え、衝突することもありましたが、卒園する日が近づくにつれ、これまでの思い出や感謝の言葉を伝えてくれました。また自分がここにいたことを残そうとする姿や大人との思い出作りにガンプラ（ガンダムのプラモデル）を一緒に作ろうと誘ってくれました。その完成品を玄関に大切に飾っています。ぜひご覧ください。

どうかそれぞれの場所で、楽しく過ごしていて欲しいと思います。また成長した姿を見れる日を楽しみにしています。

＊写真は高校三年生で施設を退所、引越しを見送る職員を写したものです。

さて4月を迎え、もうすぐ始まる新学期に子どもたちもワクワクしているようです。

この春は小中高それぞれに入学する子どもがおり、新しい制服に目を通しながら楽しみにする姿があります。また職員も新たに6名が加わり、子どもも大人も新しいスタートを迎えました。

今年度は現在建て替え工事中の施設本館、柊ホーム、椿ホームの完成が予定されています。柊ホームの解体が終わり、基礎の着工に進んでいます。子どもたちは、ショベルカーなどの重機や作業員の方が工事をしている様子を見て「すげー！」「新しいとこ出来てる」と驚き、「俺大人になったらこの仕事するねん！」など思い思いの感想を口にしています。

様々な出会いと別れの中で成長していくことは子どもも大人も同じですね。その中で、今年度も鹿深の家は「笑顔あふれる未来をつくる」をモットーに邁進していきます。また、こうして晴れやかな気持ちで新年度を迎えられたのも、日頃からの温かいご支援のおかげです。誠にありがとうございます。今後とも鹿深の家のことを応援、ご支援いただけると幸いです。