【活動報告153】週刊鹿深の家vol52

　今年も残りわずかとなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか？

　先日、第二鹿深の家では大掃除と忘年会を行い、子どもたちと職員とで部屋掃除や窓ふき、玄関やキッチン、お風呂場などをいつもより念入りに掃除をし、夕食は忘年会と称して一年のお疲れ様会をしました。

　さて、第二鹿深の家は本園から徒歩10分ぐらいのところにあります。この一年、本園へ向かうさなか、聞こえてくる工事の音、景色が変わっていく様子、いつもと違う雰囲気を感じながら通っていました。昨年の今頃は、クラウドファンディングにて目標を達成し、鹿深内が今までにない歓声に沸き、ほくほくとした気持ちで一年を終えて、今年を迎えました。それから約一年。本格的に工事が始まり、みるみるうちに新しい建物が立ち、11月3日には竣工式を迎え、現在、旧本館の建て壊しが進んでいます。そして、来年（といっても2日後ですが）には、ようやく皆さまからのご支援による、子どもたちの家周りの外構工事が始まります。

　新しくなった本館での生活が本格的に始まり、広く明るい多目的室での職員会議、新しい部屋での面談が行われるようになり、気持ち新たに過ごすことができています。また、新しい建物では同線にまだ慣れず、うろうろしながらお客様を案内したり、何度も本館周りを歩いたりと、それぞれが慣れるまでの試行錯誤の日々です。子どもたちの方は再編成で顔ぶれが変わりましたが、部屋が新しくなったことを喜んでいたり、お気に入りの場所をさっそく見つけて職員に紹介したりする子どももいるようです。

　どきどきしながら始めたクラウドファンディング、わくわくした気持ちで迎えた新しい建物、これからはどんな外構になるのかうきうきした気持ちで第二鹿深から本館へ歩いて向かっていくことになることを想像しながら、来年を迎えたいと思います。

　最後になりますが、今年一年ありがとうございました。皆さまにとっても来年も良き一年となりますよう、お祈り申し上げます。