なぜ自作でキッチンカーを製作するのか？

最初このプロジェクトを思いついたとき、実は昔ながらの「ラーメン屋台」を思い浮かべていました

リヤカーの荷台に屋根を作り、昔ながらのラーメン屋台を原付か自転車でけん引する方法です

それで、飲食店営業許可を取得するために許可要件などをレクチャーしていただくために石巻保健所の担当者に話を聴きに行きました

ところが！です

そもそも営業許可を取って食品を販売するにはリヤカーではだめで、事実上キッチンカーでしか認められないという事でした

 

中古車で探すと物件は出てくるのですが、ラーメンに限るとほとんどありませんし・・・金額が・・・高いのです・・・

それに中古車の場合、提供する食品（ラーメン）に合わせて設備を改造しなくてはならず自作の道を選びました

 

このプロジェクトが成功したらすぐに制作に取り掛かれるように以下の準備を行っています

①　設計図を起こし保健所に提出・・・これは8月の時点で提出済みで、設計通りのキッチンカーであれば宮城県の許可は通るだろうとのことです

②　設計図から必要な材料を選定し販売場所を確認する・・・1×2SPF材、2×4SPF材をメインにベニヤと防水シート及び防水塗装で仕上げる

すべての部材を近所のホームセンターや製材所で確認済み

③　工具の調達はありませんでした・・・すべて手持ちの工具でまかなえます

④　必要な什器備品及び冷蔵庫などの設備を選定・・・これも見積もり選定済み

 

言葉では言い表しにくいのですが、こんな感じで出来上がる予定です

★形態は軽トラックの荷台に載せる積載物扱いのキッチンカー

重量は部材の積算で約240㎏　車両を含めた高さは2,500㎜　屋根は正面から見て右側に約5度の勾配をつけて水が溜まりにくい構造にする

後端部にはね上げ式の出入り口を設ける

換気扇も後端部の上部に設置

室内は高い部分の高さ1,740㎜幅1,380㎜　2層式シンクと排水タンクはともに50ℓ

コンロは2口でプロパンガスを使用

120ℓの冷蔵庫を装備

電源は当初仕様としてインバーターと外部電源の切り替え式　将来的にはサブバッテリーとソーラパネルを装備したい

 

まぁこんな感じです

このプロジェクトが成功して制作に取り掛かったら「新着情報」でご報告させていただきます！

 

なにとぞご支援及び情報の拡散のご協力をお願いいたします

 

かき小屋渡波店主　寺岡征己