みなさまと、ともに箱根へ|慶應箱根駅伝プロジェクト
みなさまと、ともに箱根へ|慶應箱根駅伝プロジェクト

支援総額

8,548,000

目標金額 5,000,000円

支援者
444人
募集終了日
2022年9月30日

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2022年09月15日 22:44

【現役部員の声 3】安倍立矩(理工学部2年・厚木高校出身)

 

 

『なぜ?の答えを探す旅』

 

9月3日から3次合宿が菅平にてスタートしました。約1ヶ月半もの期間、このような環境で練習ができるのは、いつも応援・支援いただいている皆様のおかげです。この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

 

 

週末、不機嫌なぼく

 

よくわからない見出しでのスタートですが、しばしお付き合いください(笑)。

 

「週末」とは、正確に言うと春学期の金曜日の午後から月曜日の午前までのことで、ぼくはとても不機嫌でした。それは実験レポートがぼくの生活を蝕んでくるからです。1時間くらい何の実験をするのかを予習して、3時間ぶっ続けで実験して、10時間程度かけて5,000字を優に超えるレポートを仕上げる。こんな地獄のようなスケジュールを毎週こなしていました(鈴木輝さん曰く、3年になると倍忙しくなるらしい、恐ろしや)。日曜日は朝練がないので、少しだけ夜作業しようと思ってレポート作成に没頭していると、鳥のさえずりが聞こえてきた日もありました。

 

そんな中でも一番ダメージを与えられたのは、レポートのコメントに書かれている「再提出」の3文字です。ええ、それはこちらがどれだけ時間をかけているかなんかお構いなしに容赦なく降りかかってきました。あんなに色々調べて、夜通し頑張ったのに…ひどいときは考察の三分の一程度を泣く泣く添削した時もありました。レポート書き終わったらすぐに授業だし、部活動の時間を加味すると自由に活動できる時間は本当に微々たるもので、ぼくを病み期に突入させるには十分でした。

 

 

「再提出」から得たもの

 

そんなある日、再提出を食らったレポートを見返してみると、ある共通点がありました。それは、実験内で浮かんだ疑問が明らかに少ないことです。例えば、測定値と理論値との誤差だったり、操作手順だったりと何でこれじゃないといけないのと聞かれたら答えられない部分が多々ありました。

 

 

「Dr.STONE」の主人公、千空のセリフにこのようなものがあります。

 

 偶然には必ず!
 合理的な理由がある!!

(Dr.STONE第2話より 稲垣理一郎)

 

 

おそらく教授たちは実験結果や実験方法に対して「なぜ」と疑問を持つこと、またその原因を追究することを僕ら生徒に求めていたのではないかなとその時初めて気づきました。

 

若干自分勝手な解釈かもしれませんが、実際この点を意識し始めてからは一度もレポートは再提出にはならなかったので、たぶんそういうことでしょう(笑)。

 

 

慶應の刃

 

ここからようやく陸上の話です(笑)。

 

この春、このチームは全日本予選会に出場できず、目立った記録を出す選手も少なくかなり苦しいシーズンを過ごしました。そんな中でも保科さんから出されたメニューを何とかこなそうと、選手各々が食らいついてきました。先日の紋別合宿ではメニューの強度が大幅に上がっている中で全員が完遂していたり、田島、木村に至っては実業団合宿に参加してますますパワーアップしていたりと徐々にではありますが箱根駅伝を目指すにふさわしいチームに仕上がっているのではないかと個人的には感じます。

 

ただ、今の慶應が箱根駅伝に出場できるかと言われたら、答えは「否」です。

 

確かに出されたメニューを100%こなすことは何も間違っていないし、この積み重ねは必ず走力向上につながると思います。しかし、間違っていないだけじゃ勝負には勝てない。というのも、他大学と比較すると練習の強度も距離も劣っていると考えられるからです。では、他大学と戦うにはどうすればいいのでしょうか。

 

カギはやはり慶應ならではの強みである「スポーツ推薦をとらない」ことだと思います。これをネガティブにとらえる人もいると思いますが、自分はこれこそが他大学との距離を詰める最適解だと考えます。

 

例えば、ポイントで垂れた時、動画で問題点を探し、弱点を補うためにエクササイズを考えたり、自分に合ったフォームを研究したりなどスキルアップのために原因を探し、解決策を講じる、つまり、思考を凝らして陸上競技に向き合うことが重要だと考えます。

 

すでにこれを実践している選手はいます。これがチーム全体に伝播すれば、確実に他大学に対抗できる刃になりうると確信しております。どんな入試形態であっても、自らの手で狭き門を潜り抜けてきたぼくらだけの強みです。これを活かさない手はありません。

 

 

長距離ブロックみんなへのメッセージ

 

クラウドファンディングをはじめ、3つもの合宿の開催、ウイダーなどの差し入れ等、本当に多くの方々の助けがあって、ぼくらは今走ることができています。その御恩に報いるためには、やはり箱根駅伝出場を実現させるしかありません。この目標に向け、このブログが気を引き締めるきっかけになっていれば幸いです。みんな、こっからっす。

 

着実に1歩ずつ前進してきたぼくらはまだまだ強くなれます。いや、なります。箱根予選会まであと42日。成長したぼくらの姿を、「陸の王者の挑戦」を楽しみにしていてください!

 

 

※ この文章は、9月3日にリレーブログ「慶應義塾大学競走部長距離ブロック〜選手たちの軌跡〜」に掲載された記事の抜粋です。

 

下記のリンク先からリレーブログの過去のバックナンバーがご覧頂けますので、フォローをよろしくお願いいたします。

 

リレーブログ「選手たちの軌跡」:

https://note.com/keiolong

 

慶應箱根駅伝プロジェクト公式Twitter:

https://twitter.com/keiolong_mgr?s=21&t=QAXZdzT2h4WHkxw011mNqg

 

 

 

リターン

3,000+システム利用料


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純粋応援コース

●ニュースレター配信
●オンライン報告会へのご招待(12月開催予定)

※オンライン報告会の詳細は、11月にご案内予定です。

申込数
150
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

10,000+システム利用料


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サポーター コース

●【希望者のみ】「サポーター」としてホームページにお名前掲載

●ニュースレター配信
●オンライン報告会へのご招待(12月開催予定)

※オンライン報告会の詳細は、11月にご案内予定です。

申込数
75
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

3,000+システム利用料


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純粋応援コース

●ニュースレター配信
●オンライン報告会へのご招待(12月開催予定)

※オンライン報告会の詳細は、11月にご案内予定です。

申込数
150
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月

10,000+システム利用料


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サポーター コース

●【希望者のみ】「サポーター」としてホームページにお名前掲載

●ニュースレター配信
●オンライン報告会へのご招待(12月開催予定)

※オンライン報告会の詳細は、11月にご案内予定です。

申込数
75
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年12月
1 ~ 1/ 10


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