靴下の指が分かれてることの意味

 

残り3日となりました

 

もう2日と少ししかありません

 

まだ半分までしか達成できていません。

 

でもまだあきらめません！

 

今日は、靴下の指が分かれてることのメリットを少し書こうと思います

 

昔、日本では鼻緒のついているものを生活の中では履いていました

 

下駄、足袋、わらじ、草履など、もちろん五本指も同じです

これには意味があって、下駄、わらじ、草履などをうまく履こうとすれば、自然と母趾-第2趾は鼻緒を把持し、蹴りだしの際、第3趾-第5趾は反って、履物を足に密着させ落ちないようコントロールし、指の屈曲運動や足底アーチのたわみなどが自然と起こり、その中で走る動作や歩くといった動作をしていることで発達が促されると考えられる。

 

実際、裸足教育と草履、靴などを履かせたらどちらの方が足の発育に良かったのかなどの研究もされています

 

裸足教育だけでは、実は運動能力に明確な差はなかったと研究結果でも出ていて、有意差が出た結果としてケンケンなどの動的なバランスを保持する能力が必要なものや跳躍などに関しては、裸足教育が良いとされる結果が出ています。

 

靴、裸足、下駄群に分け5か月間、着用効果をしらべた研究もあり、

 

【足幅が大きくなったこと】

裸足、下駄>靴

 

【足の接地面積を高めたこと】

裸足、下駄>靴

 

【土踏まず面積の変化】

裸足>下駄>靴

 

 

靴、草履で5か月間で履物の違いにより足趾への影響があるかの研究では

 

草履>靴

 

草履は優位性が出るほどの変化があったが、靴ではその変化がなかった。

 

そして浮趾には関しても、半年間のデータを取った。

園全体で24％の浮趾があるものに対し

 

靴群　29％へ増加

草履群　17％へ減少

 

草履を履かせた調査で、半年間の足の形成率に関して

年中　49.3％→76.1％

年長　62.1％→84.9％

 

という報告ものある。

 

 

そして人間で、歩行に重要なあおり歩行

これに関しても足趾の発達が非常に重要になってくる

あおり歩行のポイントになるのは母趾！

これがしっかり働かないと、あおり歩行はできません。

逆に全足趾の機能がしっかりしていないと足の機能は力を発揮できません

 

全接地状態　母趾、第2趾

あおり歩行　母趾

斜面　　　　全足趾

歩行の安定　全足趾

 

これらのことから歩きと浮趾とバランスはすべて足の発育に依存することがわかります。

大人になる前に、足趾の教育を行う必要があるということです！

 

現在、運動神経が悪い、バランス能力が低い、転ぶ、止まれない、低年齢での腰痛など様々な問題が起こってきています。

それらをこの靴下を通して予防していく、そんな思いでやっています。

保育園（プレゴールデンエイジ）からの自然な形での足の教育からの発達に役立てればと思います。

素足感覚で5本指靴下も、裸足と似た条件下での動きになり、靴の中でもその感覚器系は発達していくと考えられます

 

なんとか達成して、子供たちの発達に役立つものを作って、今の当たり前を変えていきたいです！

残り2日半、是非、ご支援よろしくお願いします。

 

これから問題になっていく課題に対しての、解決を図るものだと思います。

子供の足は宝です。