支援総額
目標金額 10,000,000円
- 支援者
- 905人
- 募集終了日
- 2024年3月29日
今プロジェクト立ち上げの経緯(本文追記)
皆様こんにちは。不安定な天気と気温が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。
本日も活動報告をご覧いただきまして、ありがとうございます。
さて今回は、いすみ鉄道のキハ28をこのようなプロジェクトでお願いさせて頂く経緯を本文の付け足しとしてもう少しお話したいと思います。
1.なぜ引退後の活用を行おうと思ったか、最初のきっかけ
いすみ鉄道のキハ28-2346号車は2023年2月の貸切運行を最後に、完全引退をいたしました。
来る検査切れに伴う全般検査実施費用が捻出できないのが主原因です。
いすみ鉄道は第三セクター鉄道であるため、たとえ会社が残したいと思っていても千葉県や夷隅郡市自治体が主体株主なので、承認を得ないとなりません。
詳しくは避けますが、早くからそういった議論は行ってきた結果でありました。
これには各首長や担当課、議員も含めて相当な議論がなされています。
勿論、全般検査を通す方法論も並行して行われていたのも事実です。
その中で、穿った見方ですが保守が大変で辞めたいのか、それともこの先長く使える状態でないのか、それを見極めるために対等な立場の人選を行い、いすみ鉄道、自治体、それにかかわる沿線団体の総意で利害関係のない、気動車保守に詳しい専門家の方にわざわざ遠くからお越しくださり、実際に診断していただきました。
ポイントとなるのは「全般検査を通して活躍させた場合、それに耐えうる状態であるのか」
その結果、あと数年は走れる可能性はあるが、抜粋すると「営業運転の安全運行を担保するなら機関の換装が望ましい」との報告書をまとめられました。つまり現エンジンのままだと主に部品生産終了のため、数年後に心配を完全に排除できない(部品交換がままならない)状態になることが予想される。というものでありました。
ちょうどその頃、大多喜駅入換中にキハ28が故障し立往生、結果数か月の運休が余儀なくされた時でした。
もうダメか。そう思いましたが、早とちりの束の間報告書には続きがありました。
「エンジンの他、台車、車輪、その他ぎ装装置については国鉄型車両の元々の頑丈な作りであり、問題となるような故障は傷、亀裂などは見られない。」
さすがは国鉄型車両だと思いました。と同時に、もし引退してしまったら、その後の別の活用方法を模索しなければならない。まずこれが出発点です。
2.実際にクラウドファンディングを開催した経緯
キハ28が引退した後も体験乗車や運転体験など有効活用できないか、という提案はもうこの2022年春からすでにスタートしていて計画資料の作成をしております。この引退後活用計画はいすみ鉄道はもちろん、時には千葉県担当課の課長さん以下職員の方にも資料をもとに説明をさせていただき、保存場所、有効活用の舞台となる国吉駅があるいすみ市の市長さんにも説明し、担当課長さんはじめ市職員の皆様とは随時意見交換をさせていただきながら打合せを重ねて進めてまいりました。
しかしながら、保存、活用するにももちろん初期投資や維持費用がかかりますが、まず事業主体のいすみ鉄道では特別利益に相当する補助金頼りの経営となっている背景で、とても保存車両までの投資が難しい状況でありました。
ゆえに、イベントで得た利益で維持修繕をしていく仕組み作りを行っていかなくてはなりませんし、それには初期投資が必要となってしまいますが、その捻出がどうしても不可能でありました。
今後の保存維持やイベント活用には車両と設備はいすみ鉄道所有のため、いすみ鉄道とはきちんとした取り交わし書一式を調整し、きちんとしたスキームを組成することに成功しております。
そのうえで初期投資にここで皆様のお力をお借りし、クラウドファンディングという形で今までいすみ鉄道とキハ28を愛していただいた、応援していただいた皆様や沿線地域の皆様にお願いをさせて頂くほかに手段はありませんでした。
3.なぜこのタイミングなのか
上記2で説明した調整にも時間を要しましたが、なによりいすみ鉄道本体で開催先行していたクラウドファンディング(3Dデータ化)の存在です。メタバース空間上にキハ28を保存する取り組みが主目的でした。保存会の考えは、このクラウドファンディングが完全終了、つまり返礼品発送や目的の完成まで、その一切をすべて残らず完遂してからが必須条件と考えておりました。そうでないと信用を得られませんよね。
※なおこのクラウドファンディングには保存会は関わっておりません。
同じいすみ鉄道キハ28に係るクラウドファンディングが重複するわけには断じてなりません。
いすみ鉄道から、こちらの完全終了の報告を受け、確認を行えたのでやっとこちらも発進させていただきました。そんな状況なので終了即座に私共のクラウドファンディングスタートになってしまったタイミングです。「またクラファンかよ」と思われても致し方ないと、そこは主催者も思っております。しかしながらキハ28の車体痛みが加速度的に進行しており、これ以上は待てませんでした。
ただし、次回以降の活動報告でも詳しく述べますが、キハ28を保存するためのクレーン作業による転線作業(東国吉支線への移動)はいすみ鉄道事業として行っており、このクラウドファンディングで得たありがたい資金から一部使われているそうです。ご支援者の皆様にメールでご報告も届いておるかと思います。このおかげで動態保存の道が開けたのも間違いない事実であります。

4.この保存施設=地域の観光施設としたい希望
いすみ市には鉄道車両保存を観光に活かした「ぽっぽの丘」があります、しかも国吉駅から近くにある存在です。まずぽっぽの丘さんとの連携により「鉄道車両のいすみ市里山地域」という地域個性を作りたいと考えております。幸いな事にぽっぽの丘村石社長はじめ関わっておられる保存会の皆様とも連携を持たせて頂けていますので、今後さらなる関係性、親和性、協調性の醸造に努めていき、鉄道車両保存を通した鉄道テーマパークの広がりをコツコツとやって行きたいと思います。
千葉県でも夷隅地域は水産物には恵まれ、沢山の観光のお客様にお出でいただいております。しかし高速道路直結の内房方面観光地に比べたらまだまだ今一歩なうえ、これといった産業が無いに等しい地域です。だからこそ地域のアイデンテティとなる個性的な観光産業が必要とされております。その中において「いすみ鉄道」や「キハ28保存施設」も地域と一体となり、益々観光としてのツールや広告塔となっていかないと、その先の未来はないものと考えております。
今後、こういった取り組みを行っていくには保存会だけではとても不可能です。皆様のご支援ご声援があってこそ成立するものでございます。今後も応援いただけますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
※キハ28保存施設、鉄道テーマパーク構想のお話はいずれ書く予定です。
リターン
23,460円+システム利用料

New!【駆け込み乗車!最後の一押しコース】“2346”0円全力応援!(塗装片付)
●塗装片つき(キハ28)
●御礼のメッセージメール
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
58,000円+システム利用料

New!【最後の峠を一緒に越える!コース】“58”000円全力応援!(塗装片付)
●塗装片つき3種(キハ28、キハ52、キハ30)
●御礼のメッセージメール
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
23,460円+システム利用料

New!【駆け込み乗車!最後の一押しコース】“2346”0円全力応援!(塗装片付)
●塗装片つき(キハ28)
●御礼のメッセージメール
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月
58,000円+システム利用料

New!【最後の峠を一緒に越える!コース】“58”000円全力応援!(塗装片付)
●塗装片つき3種(キハ28、キハ52、キハ30)
●御礼のメッセージメール
- 申込数
- 1
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年9月

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