あと4日です。「ほやゼミ食堂」「ほや研究所」の開業について

14年前、起業した動機は、我が故郷(石巻市、牡鹿半島・・・ほや生産のメッカ）の誇れる食材が嫌われる食材になっていることが原因でした。

それはその形状と鮮度の問題によるよるものであり、宮城県内でも3～4割、関東では7～8割の方が悪いイメージでした。

「何とかしなければ・・・」この一心で初心者用、中級者用の加工品を開発し続け、気が付けば約40種類以上になっていました。営業活動に奔走しましたが、そのうちの半分以上が販売不振により廃盤になりました。小さな会社がやるべきことではないですよね。経営者としての自覚のなさを痛感しています。

　最近、風評により韓国の禁輸（震災前まで宮城県のほやの6割が輸出されていた）が話題となり、またこの状況を打破すべく、ほやほや学会、ほや専門店（日本初の「まぼや」さんは私がプロデュースさせていただきました）のご活躍により認知度が向上してきました。美味しいほや料理を提供する店もも多くなり、マスコミにもたびたび取り上げていただきフォローの風が吹き始めました。

　このような中で、私の役割はほやの熱烈なファンを増やすことだと思い、「ほやおやじのほやゼミ食堂」「ほや研究所」を開業いたしました。じっくりとほや料理を堪能しながら、ほやの不思議な味と魅力を知っていただき、世界に誇れる食材のほや伝道師になって頂くことです。

　1月13日の開業以来15組ほどご来店いただいていますが、お陰様で予想以上の反応と手ごたえを感じています。ご支援とは別に是非ご来店いただきたく、よろしくお願いいたします。