3月1日初めての『出版記念会＆Ｔeaパーティ』を無事終えました♥

日本中が新型コロナウイルス感染予防のため、イベントや企画が中止される中、
私たち“奇跡の種を手渡すプロジェクト”事務局のメンバーは、
開催について全員で意見交換をし、開催を決めました。

そのため、会場では、ウイルスの感染防止のための対策を出来得る限りの準備をして、来場者の皆さんをお迎えしました。

①定員80名の音楽室の換気
②机と椅子を天然原料のアルコールで清拭し、会場の準備
③来場者に入場前に、石けんで手洗い、うがいのお願いと誘導。
④加えて、必要な方には、手指のスプレー消毒や濡れティッシュの提供

⑤希望者にマスクが購入できるように、配置。

⑥TeaTimeの呈茶係りは、マスクと手袋を使用し、飲食を避けたい方は持ち帰りをアナウンスする。
など、参加者のほとんどの人がマスク着用での集いになりましたが、
著者：窪田由佳子さんのお話しとピアノ演奏、そして、ゲストの小澤保雄さんのトランペットの合奏で過ごした時間は、音楽のもつ力で来場くださった方の心も体もゆったりとほぐれていったように感じました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランペット奏者は、窪田由佳子さんのお連れ合い。

窪田さんのお話しの合間に、お2人で演奏をしてくださる演奏は、
シベリアで、そして戦争で無念の死を遂げた人たちに祈りを届けたい・・と
願う私たちの心も一緒に会場に広がりました。

 

 

 

 

 

ＴeaTimeの後の第2部フルートークでは、
すでに『シベリアのバイオリン』を読んで下さった方たちから、
感想や戦争やシベリア抑留など、活発な発言が続きました。
多くの人が音楽やアートの持つ力を再認識する意見や感動を話してくださり、
全ての方の意見が、平和を想う気持ちとして溶け合い、
『シベリアのバイオリン』を応援して下さるメッセージにあふれていました。

この会を開催する目的（願い）は３つありました。
1：窪田由佳子さんの『シベリアのバイオリン』の出版をお祝いすること。
２：『シベリアのバイオリン』を通して、奇跡の種を手渡すプロジェクトに賛同し、クラウドファンディングに支援して下さった皆さんに感謝を現わすこと。
そして、3つ目の最大の目的は、
３：集ってくださった方たちと一緒に『決して戦争をしない』『平和な世界を手渡していく』気持ちを繋ぐ時間を持つ。という事でした。

最後にその祈りの時間を持とうと思っていたところ、
ゲストの小澤さんから、「バッハの『主よ　人の望みの喜びを』も準備してきたんですよ」という一言に、会の終わりは、ピアノとトランペットの演奏を聴きながら、『平和への想い』を1人1人が胸に刻む時が叶いました。
 

そっと、涙をぬぐう人や静かに目を閉じて音に聞き入る男性など、
“この会を開けて本当に良かった”と胸がいっぱいになりました。

この日を支えて下さった皆さまに、心から、感謝いたします。

♥全国の皆さま♥
このウイルスの感染拡大が収束するまで、全国でのお話し会開催の計画を見合わせていますが、
必ず、企画を一緒に立てて下さる地域に行かせていただきますので、
この騒然とした社会を冷静に、恐怖や不安ではなく、生きる力を信じてお過ごしください♥

2020年3月2日　　奇跡の種を手渡すプロジェクト事務局　馬場利子