コロナ禍、遠隔授業でも子どもたちに繋がりが持てるように

KnKがキャンプの子どもたちに遠隔での授業を始めてから、半年以上経ちました。最初はどんなメッセージを配信するか、先生と試行錯誤していましたが、今では、「子どもたちのつながりを大切にできる活動」「子どもたちのストレスを解消できるアクティビティ」「学習環境を整える活動」を軸に、メッセージ配信を続けています。

その中で、「子どもたちのつながりを大切にできる活動」の一環として、週１回は必ず、子どもたちが自分たちについて、もしくは自分の周りのことについて、紹介できるアクティビティを入れています。

今年はヨルダンでの新型コロナウィルスの感染拡大により、9月の新学期早々に学校が閉まってしまったため、登校できず、クラスメートについてほとんど知らない、という子どもたちも少なくありません。そんな子どもたちのために、自己紹介カードや、自分の好きなこと、家族の話などを写真やビデオに撮って、SNSのグループの中で交換しあっています。

自分のことを知ってもらい、友達や先生のことも知るーそんな小さなアクティビティを積み重ね、遠隔下でも、友情を育んでほしいと願っています。

学校が再開したら、友達や先生と実際に会って、改めて「はじめまして」と挨拶を交わし合う光景が見られますように！