【あと４日】今日からサマースクールがはじまりました。

こんにちは。プロジェクト実行者の田中です。

プロジェクト目標は無事達成となりましたが、Readyforサイト上での受付は７月２９日（金）まで行っています。目標金額を超えた分につきましても、プロジェクト運営のために活用させていただきます。

残り４日となりましたが、引き続き応援いただけましたら幸いです。

 

さて、今日から現場ではサマースクールがスタートしています。

学校が夏休みの間は、普段放課後に通ってきている生徒達も居場所を兼ねて午前中から学習できるように配慮しています。

 

小学生たちは、運営母体である青少年自立援助センター本部で、昼食付きの居場所プログラムに参加。中学生以上の生徒達は、夏休みの宿題をこなしたり、キャリア教育プログラムを受講したりしています。

 

 

キャリア教育プログラムでは、ＩＴスキルの獲得に力を入れていて、日本マイクロソフト社さまとの協力・連携の下、Microsoft Officeの使い方なども学んでいます。

 

先日、このキャリア教育プログラムの中で都内の介護施設を見学に行った際に、施設の方からも「求められる日本語の力」として、日本語を使って文字入力ができること、が挙げられていました。（「手書き」しなくて良い、というのは日本語を母語としない若者にとってはありがたい条件です）

 

基本的なＩＴスキルが身につけば、国内での就労時に活用することができるだけでなく、いろいろなところで開発や公開が進んでいる便利な日本語学習ツールなども利用できるようになります。

 

彼らの長い人生の中で、私たちがサポートできるのほんの一瞬でしかありません。

 

だからこそ、今後、生活の様々なステージにおいて「誰も支えてくれない」状況が訪れたときでも、支援へのアクセスを自ら確保できたり、情報にアクセスできたり、あるいは自立的・主体的に課題を解決し、生活できるスキルが重要です。

 

ＩＴを活用する事で、日本での生活上の困難を回避したり、小さくしたり、自ら解決する力となるかもしれない。そうでないことも、もちろん多々あるとは想いますが、少しでも「使えるもの」を増やした状態で社会に送り出して上げられたらと想っています。