メッセージリレー#1【メカニックを手伝い、感じたこと】

 

 

今年から小川のサポートをしている上嶋です！
応援している方のインタービューから、小川孝平の素顔、軌跡を紐解く『メッセージリレー』

 

メッセージリレー1人目は、全日本モトクロス選手権2016、2017シーズン、メカニックとして小川のお手伝いをし、5歳の頃から小川を知る【大村浩章さん】
ご自身も現在、2004年式RM125をメンテナンスしながら、楽しいmotocrossLIFEを過ごしています！
幼少期から小川孝平を知っている大村さんに、お話を聞いてみました！

 

 

・小川孝平の印象は？

初めて見たのは孝平が5歳の時、モータースポーツランド塩尻で出会いました。
印象に残っているのは、週末になると塩尻に練習に来て、一日中バイクを乗ってて「家に帰るよ」と父親の茂孝さんが言うと、泣きながら帰って行くのが印象的だったな～（笑）
無口だったけど、バイクに乗っている時間は誰よりも長かったので、本当にモトクロスが好きだったんだと思います。
孝平が85ccの時、塩尻で行われた草レースで「孝平を2人でブロックして勝とう！」と仲間と二人で挑んだんですけど、見事に二人とも抜かれちゃいました（笑）

彼は努力も凄いけど、幼い頃からバイクとのフィーリングが良かったり、天性のものが強いから、10代の頃から光るものがあったんだと思います！




・2016年、2017年メカニックとして全日本を一緒に回ってみて

2016年の神戸大会に「お手伝いお願いできませんか？」と孝平から依頼がきました。
孝平はプライベーターで全日本を参戦していたので、整備や洗車と忙しいし、やはり父親がメカニックということもあって、親子だと衝突してしまうこともある。そんな時は第三者の人間が聞くことで、素直に答えてくれるかもしれない、と思ったので同行しました。

2016年は、練習やレースで客観的に見て感じたことを孝平に伝える。そんな役割でしたね。
2017年から九州大会以外は、バイクの整備やスタートでの傘持ち、走りを撮影して動画を孝平に渡す。など、このシーズンは毎戦忙しかったです（笑）
土曜日の予選が終わって温泉に入っている時は、やはりリラックスするんでしょうね。予選で感じた課題などを自分に話してくれたので、二人で作戦会議をして、日曜日の決勝に挑んでいました。

孝平を見ていた中で感じたのは、過去はチャンピオンを狙いにいくよりも、勝ちたい気持ちが強い。だから今まで成績にバラつきがあり、これまでチャンピオンを獲得する事ができなかったんだと思う。
しかし2017年からはチャンピオンを取りに戦っている。周りのサポートやレースに参戦する意味を理解し、プロライダーとしての意識が高まっているので、チャンピオンまであと少しのところまできているんだと思います。




・最後に

本人は今年、チャンピオン獲得へのプレッシャーがあるかもしれない。
チャンピオンになってほしいけど、一番は怪我なくシーズンを終えてほしいです。
私も出来る限りのサポートはしたいと思うので、皆様も小川孝平の応援よろしくお願いします！