全国図書館協議会の選定図書に選ばれました！

 

ご支援いただいた皆さま、お元気ですか？

 

絵本、パッチワークファミリーが、公の機関から学校図書館に適した図書に選ばれました！これも絵本を支援してくださった皆さま、協力出版社さまの尽力のおかげです、ありがとうございました。

 

現在日本で１年間に出版される図書の点数は、およそ８万点を越えているということです。各学校図書館がその中から学校図書館向きの図書を選ぶには、大変な困難が伴います。そこで、全国学校図書館協議会では、1951年より学校図書館に適した図書を選定することで、学校が購入する本の指針を作っているということです。

 

離婚、別居、再婚を経てパッチワークファミリーになる、という絵本が学校向け図書に選ばれる事に、時代の流れを感じざるを得ません。

 

これは私の住むドイツで日常的に起こっている、ほぼノンフィクションの実話ですが、翻って日本でも家族の多様性は広がりつつあり、昭和の時代に家族の理想を描いた「サ〇エさん」はもはや現実にそぐわない設定になってしまった感があります。３世代同居から核家族へと言われてから久しく、お父さんが給料を稼ぎ、お母さんが家のマネージメントを全て担う、なんなら両親が揃っているのが当たり前という図すら揺らぎつつある現実が日本にもあります。

 

そのような背景や、昨今のLGBTQ+や少数派の理解促進が広がりつつあることが今回の選定に繋がったことと思われます。

 

多様性を認め、少数派が生きやすくなる社会へのシフトに微力ながら尽力していく所存です。これからもそのような活動を続けていくために、皆様の応援を必要としています。何卒よろしくお願いいたします。

 

現在、絵本のプロモーションのために日本に滞在しています。ご支援いただけた皆さまに感謝のお返しをするために少しづつではありますが尽力しています。まだ受け取っていない方々は、申し訳ありませんがもう少しお待ちください。

 

今一度、皆さまに感謝の意をお伝えします、ありがとうございました。

 

いそがいこういちろう