【明日が最終日！】井上ひさしの魂を、100年先の未来へ。＼2026年公演ラインナップ／発表しました！

 

皆さま、こんばんは。こまつ座です。

クラウドファンディングも、いよいよ明日が最終日です！

 

この数週間、本当にたくさんの方々からご支援と励ましのメッセージをいただき、私たちは一人ではないのだと、改めて実感する毎日でした。心より感謝申し上げます。

 

私たちがやろうとしていることは、単なる舞台の映像化ではありません。 戦後80年という節目に、井上ひさしが命をかけて訴え続けた「平和への願い」という魂を、演劇という形だけでなく、映像、絵本、紙芝居といった様々な器に移し替え、100年先の未来まで届けるための挑戦です。

 

 

 

☆こまつ座第155回公演　『きらめく星座』上演中☆

 

激動の時代を懸命に、そして活き活きと生きた一家の物語

 

◆作品紹介◆

『きらめく星座』は、こまつ座旗揚げ翌年の１９８５年、井上ひさし自身の演出によって初演されました。「昭和庶民伝三部作」の第一作目（二作目は『闇に咲く花』、続く三作目は『雪やこんこん』）である今作は、太平洋戦争前夜の昭和１６年１２月７日までの約1年間を描いた作品です。戦争の足音が忍び寄るなか、東京・浅草のレコード店「オデオン堂」を舞台に物語は紡がれます。庶民のごく普通の小さな幸せを分かち合って暮らす生活が、時代の旋風が吹き荒れることで大きな渦へと巻きこまれてゆく、激動の時代を懸命に、そして活き活きと生きた一家の物語。

 

井上ひさし得意の音楽劇の代表的傑作として、劇中ではピアノの生演奏にのせて「青空」「一杯のコーヒーから」など昭和初期の流行歌の軽快なメロディーが舞台を弾ませます。今作は井上ひさし唯一の“私戯曲”とも言える作品で、繰り返し上演を重ね好評を博し、2017年公演は8回目の再演にもかかわらず第72回文化庁芸術祭演劇部門にて大賞を受賞しています。

 

 

この作品は、太平洋戦争前夜までの一年間を描いた井上ひさしの音楽劇の代表作です。

ロシアとウクライナ、そして中東、いまも戦争が絶えない世の中、さらに複雑に多様化する社会において、誰しもが不安の中で暮らしている現在と重なる部分も多くあるように感じます。

今年、戦後８０年を迎える日本にとって、世界中で起きている争いは他人事ではなくなっているのではないでしょうか。

 

「世の中変わっていると言うけれど、あまり変わっていない。日本が徳のある国になって欲しい」という願いを込めた井上ひさしのメッセージをぜひ劇場で受け止めてください。

 

 

2026年公演のラインナップを発表いたしました。

 

リターンにございます、「恩送りチケット」で是非ご観劇ください。劇場でお待ち申し上げております。

 

 

戦後80年の節目の今、平和教育がますます重要です。こまつ座の舞台は過去の教訓を伝え続けます。こまつ座が劇場を飛び出して、未来を担う子どもたちに、先進性の映像収録での舞台映像の上映会、絵本や紙芝居で平和の記憶を100年先へリレーするプロジェクトです。

 

映像や絵本といった各種コンテンツを通じて、平和の記憶の継承を、様々な形で届けていくために、私たちの新しい取り組みにどうかお力添えください。

 

最後の最後まで、どうぞよろしくお願いいたします！