【講プラが目指す新たな世界】エピソード6：目指す未来

今回のリニューアルプロジェクトで目指す未来。

一言でいうと、育成がもっと身近になっている社会です。

 

育成、成長支援、成長が日常の様々な環境で、場面で意思をもってなされているということ。

 

 

この業界に飛び込んで、8年、強く感じていることがあります。

 

人材育成が大事と経営課題で言われている割には、現実には、育成の優先順位は低い企業が多いということ。

日々の売上や利益、資金繰りなど、必須の目標と異なり、育成は即効性がない、費用対効果が感じづらい、時間・費用がかかるという認識が要因として考えられます。

 

育成は研修会社や講師が行う研修で行われるもので、お金がかかる、各拠点から集めないといけない、という捉え方であれば、そうでしょう。

 

しかし、育成は研修でなく現場でもできます。

 

私もベンチャー出身で、それこそ毎日馬車馬のように働いていた時期がありましたが、そんな中でも、プレゼンテーションの仕方を教えてくれたり、PowerPointの使い方を教えてくれたり、ロジカルシンキングを教えてくれたりと、自分が持っている知識やスキルを日常の中で教えてくれた先輩がたくさんいました。

 

 

それを受けて、私自身もできることは伝えていこうと外部のセミナーで学んだことを伝えたり、書籍を読んでワークショップを行ったりとつないできたものです。

育成が日常であれば、それは文化として引き継がれていきます。

 

メンバーに伝えるためのコンテンツであったとしても、全国見渡せば、必要としている組織、役に立つことがきっとあるはずです。正式な研修コンテンツに限らず、そういったワークショップもどんどん出品され、活用されるようになっていけば、日常での育成機会、育成文化につながっていくでしょう。

 

 

雇用形態や働き方が変わる中で、研修の意義や在り方は変わっていかざるを得ません。

集合研修の難易度はあがり、だからこそ、それぞれの現場で、時間短く、頻度高くといったことが必要になるはずです。

先輩・後輩、社員・パートナー、年齢、性別、国籍関わらず、知識やスキルのある人が相互に教え合う状況があれば、点の研修ではなく、線や面で成長につながっていきます。

 

そういう環境の企業こそが、入社したい、ジョインしたい、と選ばれる企業にもなるでしょう。

 

 

ちょうど、今回のクラウドファンディングに伴い、下記のような応援メッセージを頂きました。

 

「昨今、色々な価値観を持った人達とビジネスをしていく中でこの育成力って実は今最も求められているんではと思っています。そして、このコンテンツをシェア出来ればもっともっと個人や組織のレベルが上げる仕組みを拡げることが出来る」

 

これは、目指す世界観をとらえて頂いたとても嬉しいメッセージでした。

 

 

講プラは、あくまで個人、組織の育成力を挙げるためのツールでしかありません。

ただ、世に広く活用され、浸透していくためには、ツールは使い勝手がいいものである必要があります。

 

育成にチャレンジしようと考えた時、コンテンツがあったとしても、先に立つのは「自分にできるだろうか？」という不安でしょう。また、コンテンツを出品した企業や個人にしても、購入された方にしっかり使って頂きたいという思いがあります。

 

それらを払拭するためには、直接コミュニケーションを取れるということが一番です。

 

そこで、どのコンテンツにおいても、購入側が必要とすれば、出品者とメッセージ機能で気軽にコミュニケーションを取れるようにする、双方の不安を取り除き、安心して育成に臨んでもらえるようする。これが、今回のリニューアルの最大の目的です。

 

直接やり取りを行うことで、コンテンツに関するやり取りにとどまらず、研修やワークショップ実施の相談やコンテンツの出品依頼など様々な広がりを見せることも期待できます。

 

 

育成がもっと身近になっている社会。

 

 

 

 

そこと現実の距離を少しずつでも近づける、それが今回のリニューアルプロジェクトです。

 

 

育成が日常で、相互に、身近に、行われる社会の実現のために、

ご支援の程、宜しくお願いいたします。