ミャンマーの子どもからのメッセージ① Yay Ya Mi君

Yay Ya Mi君

僕は７歳の時にシャン州のチャイントンという村からドリームトレインに来ました。
父は、以前は兵隊に入っていて、それを辞めてからは母と一緒に畑をしながら生計を立てていました。
母は学校の先生もしていましたが、それでも十分な収入がなく、また兄弟も５人と多く家族みんなが十分な食事を摂ることが難しかったため、姉と２人でドリームトレインへ来ました。

ドリームトレインに来たばかりの頃は、家族と離れ離れになった事がとても寂しく、つらかったです。
でも今は、着るものや食事に困ることも無いし、学校へ行ってたくさん勉強ができるので楽しいです。
学校では、友達と一緒にふざけたりして怒られることもたまにあるけど、友達がたくさんいる学校へ通えることがとても嬉しいです。

ドリームトレインで生活する中で将来やりたいこともできました。
それは、自然のことをたくさん勉強して、地球温暖化の問題を解決することです。
僕が村に住んでいた時、周りにはたくさん木があり、木を見たり描いたりすることが好きでした。
木をたくさん植えてきれいな空気がたくさん作られれば、みんなが気持ちよく過ごすことができると思います。

今回、僕は日本へ行けることになりました。
最初にそれを聞いたときはとてもびっくりして、「本当に自分が行けるの？」と信じられない気持ちでした。
でも前回、ドリームトレインの他の子が日本に行ったとき、自分も行きたいと思っていたので、今回行けることになってとても嬉しいです。

ドリームトレインにいて、僕はたくさんの日本人に接する機会があります。
今まで出会った日本人は、みんな優しくて良い人ばかりです。
そして、ドリームトレインの子どもの一人ひとりに日本人の里親さんがついてくれています。
毎日頑張って仕事をして僕たちのことをサポートしてくれる日本人を、本当に良い人たちだと思います。

また日本は、テクノロジーも発展していて、仕事も頑張っているし、規則もルールも守る、すごい国だと思います。
日本に行ったらそんな日本人がどんな服を着て仕事に行っているのかを見てみたいです。
ミャンマーは時間や規則を守る人も少ないし、そこら中にごみがたくさん落ちています。
日本はごみが落ちていないとてもきれいな国だと聞くので、そういう所も見てみたいです。
そして、富士山、桜、スカイツリーも見てみたいです。

日本食は何でも食べてみたいです。
ミャンマー料理と日本料理、どちらが美味しいかも比べてみたいです。

日本へ行けることに、今からとてもわくわくしています。