ご寄附の使い途　その1

クラウドファンディング公開5日目、大変多くのご寄附を賜り心から感謝申し上げます。
このご寄附は日下部民藝館と吉島家住宅で半分ずつに分けさせていただき、それぞれの当面(2021年12月まで)の運営費とさせていただきます。運営費といいますのは、両文化財を公開するための人件費や光熱費など基本的なものもありますが、文化財を維持する上での補修にかかる費用も含まれます。(大規模な修理、修繕は文化庁に申請して、文化庁や自治体から補助金が一部出ますのでこの限りではありません) また、日下部民藝館では、自主企画として、展覧会や民藝館を会場とした舞台公演などの特別企画も行いますので、そういった企画の経費もこれまでは入館料を基本的な収入としておりました。
2016年に開館50周年記念として行った、「柳宗悦と民藝運動の巨匠たち展」や「吉田玉男文楽の世界」公演、2019年の「Koichi Omae Performance in Takayama」公演など数々の素敵な企画をさせていただけるのも、日々多くの方々が民藝館を訪れてくださればこそ実現できるものでした。
コロナ禍を乗り越えて、またこうした活発な文化財の活用ができるよう、皆様からのご寄附を大切に使わせていただきます。
引き続きご寄附よろしくお願い申し上げます。