ストーリーがはじまる、その前に

こんばんは。大西です。

週も折り返しましたが、皆さま御疲れになってはおられませんか。

ぬくかったり、さぶかったりで、体調管理が難しい時期になってきましたね。

 

まずは御礼を述べさせてください。

皆さまのお陰で、なんと目標達成率に対して８０％を超えました！！！

 

ご支援を頂ける事が、本当にうれしく、言葉になりません。

 

シェアをして下さる方、

いいね！を押してくださる方、

暖かいメッセージを添えて下さる方、

何にしようか迷ってるよ、とお伝えくださる方。

 

毎朝、仏壇に向かうひと時には、このプロジェクトにいろんな形で応援してくださる方のお顔や、メッセージを思い出しながら拝んでいます。（京都弁で言うところの、「まんまんちゃん、あん！」ですね）

 

本当に皆様の暖かいご支援に、心から感謝します。

今日はプロジェクトのエピソードよりも、もっと手前のことをお話しします。

 

「本格的に耐震の事を考えならんのとちゃうやろか」

 

両親が一番最初にそう思ったのは、阪神淡路大震災がきっかけだったと聞いています。

私がまだ５歳でした。当時の記憶はあまりありませんが、唯一覚えているのは、たった二つのことです。

 

大きくゆれる世界の中で、母がわたしを上から抱きしめてくれてたこと。

そして、いつもやわらかに私を包んでくれている母のからだが、固く強張っていて「これはただことじゃないな」と急に恐ろしくなったこと。

震源地から遠かった事もあり大きな痛みはありませんでしたが、庭の燈籠が倒れ、木材や土壁の間、庭の水路に大きな亀裂が発生しました。

 

 

多くの日本国民がそうだったように「耐震」ということを初めて強く認識した出来事でした。

ただ、そうはいいつつも、とにかく大がかりな改修は「資金面」で大きな負担がかかるため、なかなか踏み出す事が出来なかったといいます。

 

そうして時が流れること、約１０数年。京都の地価がどんどん上がり始めたのです。そして、プロジェクトのエピソードストーリーに繋がります。

 

明日は「初めての大改修・耐震工事！古い家を古いまま改修するって何！？」というお話しをしたいと思います。

 

では皆さま、今日も一日お疲れ様でした。よい夜をお過ごしください。

 

大西里枝拝