山梨県立博物館に出張中の角倉了意像を見に行ってきました

初めての山梨！県立博物館企画展『富士川水運の300年』にうちの瑞泉寺の寺宝の一つ『角倉了以像』が出品されているので見てまいりました。

出品中の『角倉了以像』と『位牌』。

角倉了以さんは京都を拠点に桃山時代〜江戸初期に活躍した実業家。南蛮貿易でも有名ですが、保津峡の開鑿工事をするなど、大土木工事事業で名を馳せた人です。瑞泉寺は、了意さんが高瀬川開鑿工事の途中で、三条河原で朽ち果てつつあった秀次公と御一族の塚を見つけて、このままにしておいてはいけないと、お寺の形にして残してくれたのが始まりです。そんなわけで小ぶりですが立派なお像とお位牌があるのです。

展覧会を見終わって会場出たところにクラファンのポスター発見！ご協力いただき、ありがとうございました！

山梨県立博物館、常設展も山梨の歴史がエンターティメントに展示されていて、半日では見切れない程充実でした。カッコイイ建物とカフェもおしゃれ！それにしても角倉了以さん、富士川の水運工事にまで行っていたとは。計り知れない人です。
山梨県立博物館企画展　『富士川水運の300年』5月6日（月）まで。