高齢・捨て猫…体毛が1本も無かった壮絶な過去。

本日の活動報告は、つい先日お空に旅立った「おハゲ」ちゃんのお話です🐱🌈☁️

 

高齢・そして保護された状況を見ると捨て猫だったそう…。

「おハゲ」ちゃんの壮絶な過去を忘れない、、

そんな気持ちを込めた大切な名前です。

 

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2025年3月18日 10:00頃

おハゲちゃんがグッタリと動かなくなっており、荒々しいゼーゼーとした息をしていることに、曾我部が気が付きました。

朝はご飯を普通に食べていたのに…。

 

 

しかしおハゲちゃんは高齢。

寿命かもしれない…このまま安らかに最後を看取った方が良いのかもしれない、、

でも、今朝までご飯を食べに来ていた…。

「もしかしたら…。」

そんな気持ちで曾我部はブドウ糖の注入、そして点滴を行いました。

 

しばらくすると、呼吸が落ち着き、少し頭を持ち上げてくれるように。

私たちはホッと一安心。。

 

愛護センターに収容されていたおハゲちゃん。

首輪がありましたが、お迎えが無く…捨て猫であると判断されました。

その段階でかなり高齢、しかも傷だらけの身体…毛が1本も無く、このままでは死んでしまうだろう、、

そんな状態だった為、Lienに保護の依頼がありました。

 

曾我部の手厚いお世話、スタッフたちの愛情で見違える程に毛が生えたおハゲちゃん。

「おハゲ」ちゃんという名前も、この子の過去を忘れない、そんな想いから愛着しました。

それでも高齢、元々ボロボロだった身体のこともあり、保護猫カフェに出してあげることは出来ず、Lienの「感染症ではない病気の猫ちゃん・保護猫カフェで過ごせない子たち」の専用のお部屋にて飼育していました。

 

そんな思い入れもあり、高齢であることは分かっていても、曾我部は最後まで「生きて欲しい」と願っていました。

その願いが通じたかのように、おハゲちゃんは午後になると少し頭を持ち上げられるまでに回復!!

15時頃には、なんとご飯を食べられるようになっていました😭✨️

 

曾我部も、「注入しようと思ったのに、自分で食べられるんだねおハゲちゃん!!」と、それはそれは喜んで…愛おしそうに、汚れた口の周りを丁寧に拭いて声をかけていました。

私も倒れた姿を見た時には「この瞬間が最後かもしれない」と泣いてしまったけれど、、

自分でご飯が食べられる…もう少しだけでも長生きしてくれたら、おハゲちゃんと曾我部が一緒に過ごせる時間が欲しい、そう願っていました。。

 

しかし、おハゲちゃんは曾我部や私たちに最後のひと時を、曾我部と一緒に過ごす時間をくれる為に、最後の力を振り絞って頑張ってくれていました。。

その日の夜、スーっと眠るように息を引き取ったと、曾我部から連絡がありました…。

 

 

きっと最後の瞬間、曾我部や私たちが後悔しないように、と時間をくれたおハゲちゃん。

優しい優しいおハゲちゃん。

 

そんなおハゲちゃんにの訃報に、いつもLienへご支援や寄付を届けて下さるMさんが駆けつけて下さり、お花を頂きました。

 

次の日には身体を綺麗にして、、

そしてその次の日にはお花を添えて、おハゲちゃんの旅立ちを見送りました。

 

以下、曾我部の言葉です。

 

「すーと呼吸が止まった感じ、目を閉じたままでした。苦しんでいません。

あの時悩んでブドウ糖入れたり点滴したけれど、最後に顔をあんなにご飯まみれにしてでも自分で食べて、ちゃんとお別れさせてくれて、ありがとう頑張ったね。

おハゲちゃんは、センターから来た子でした。かなりの高齢飼い猫だったと思います。

ボロボロの状態だったけど首輪をしたまま捨てられてたのか、お迎えがなかったのです。

お別れちゃんと出来て、最後あんなにご飯食べてくれて、ちゃんと見送らせてくれてありがとう。穏やかないい子でした。

おハゲちゃんが好きだったボールも入れて、お見送りしました。

最後まで本当にありがとう。」

 

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おハゲちゃんの旅立ちの瞬間に私は立ち会うことが出来ませんでしたが…

曾我部、それはそれは悲しんだことと思います😭

「高齢だから仕方ない…寿命かな…。もう頑張らなくてもいいんだよ。抱っこ紐で看取ろうか。」

そんなことを言いながらも点滴をしたり、ご飯を食べさせたり、、

そんな曾我部の人柄と動物への愛情が、私は大好きです。

そんな曾我部のことを思って、最後の時間をくれたおハゲちゃんには感謝しかありません🍀.*

 

きっとまた、お空から帰ってきてくれると信じています🐱🌈☁️

曾我部も高齢になってきたから、、

早めに帰ってきてね、おハゲちゃん🙏🏻💫✨