センター引き出し当日に亡くなったチワワくん

 

いつもリアンのプロジェクトへの応援をありがとうございます

今回はセンター引き出し予定だったチワワのお話です

 

 

朝の9時前にセンターから

「朝、容態が急変して寝たきりになってしまっています」

と連絡が！

「血便もでてるしたぶんダメだと思う。引き取りどうしますか？」

と言われたけどセンターで死なせるわけにいかない！

急いでセンターに向かうと横たわってるチワワくん

昨日まではご飯も食べてお散歩も行っていたそうです

センターからこちらまでは車で1時間以上かかるため

近くの病院を探して急患でみてもらいました

すぐに酸素室にいれてもらい

哺液と抗菌薬の注射

血液検査の結果はひどく数値が振り切れて測れないものも！

エコーで心臓内腔の狭小化がみられて

体の中に血液が循環していないだろうし敗血症も！

血便もしだして状態はよくない

原因はわからないけど精巣肥大が原因かも

卵大くらいの大きな肥大で

腫瘍だとおもう

 

チワワくん

シニアだと思うけど

まだまだそんなよぼよぼな体ではない

せっかく出逢えたのだから

この先また笑える日が来るよう生きてほしい

先生たちも出来ることはすべてやります！

と力を貸してくださいました

 

しかし数時間後に心臓が止まってしまいました

蘇生処置を行い一度動き出したのですが

自発呼吸はできず

また心臓も止まってしまいました

 

センターで1週間

ステンレスゲージの中で一人で頑張ったチワワくん

体調が悪くても一人で頑張ったんだよね

飼い主さん

あと1週間

この子と一緒にいてくれれば

住み慣れた場所で大好きな飼い主さんのもとで

最期を迎えることができたのに…

あとちょっと一緒に暮らす事はできなかったんだろうか…

何年も一緒に暮らしてきた家族なのに

最期

1人で逝くことになるなんて可哀想すぎるよ

 

センターに収容された時

立ってたんだもんね

保護する日に急変するなんて…なんでだ…

もうちょっと早く保護できてれば

違う結果になっていたかもしれない

過去を振り返ってももうどうしようもないんだけど

なんとかならなかったのかな…と思ってしまう

 

15年ほど保護活動をしてるけど

センターから引き出して

その日に亡くなってしまった事はありませんでした

チワワくんの犬生はどんな一生だったんだろうか

助けてあげられなくてごめんね

また会おうね

出会ってくれてありがとう