
寄付総額
目標金額 6,000,000円
- 寄付者
- 385人
- 募集終了日
- 2020年11月30日
「液体肝臓」の開発コンセプトに至った経緯2
横浜市立大学の小島伸彦です。引き続きあたたかいご支援、本当にありがとうございます。本日も、前回の経緯1に引き続き私がなぜ「液体肝臓」の開発コンセプトを思いつくに至ったのかについて、ご説明したいと思います。
グランプリ獲得から数ヶ月。
思いついたのは免疫抑制剤を必要としない肝臓移植の実現!
攻殻機動隊REALIZE PROJECTというイベントでグランプリを獲得してから数ヶ月。私が思いついたのは、免疫抑制剤を必要としない肝臓移植の実現でした。常識的に考えれば矛盾した発想なのですが、この課題設定を行ったあと、次々とアイデアが出てきました。
移植治療には免疫抑制が必要です。それは、ほとんどの細胞の表面にHLA(ヒト白血球抗原)という自他を区別する印があるためです。しかし体内にはHLAを持たない細胞が存在します。それが赤血球であり、血液型を合わせれば免疫抑制剤を使わなくても輸血ができます。さらにはO型でRh-の赤血球であれば、理論的にどなたにでも輸血することができます。この特性を使わない手はありません。
つまり、赤血球を肝臓化することができれば良いと考えたわけです。都合が良いことに、赤血球には細胞核がなく、がん化の心配は否定できます。120日程度で破壊されるため、液体肝臓の機能を維持するには1ヶ月に1回程度は投与する必要があると想定されます。しかし、不具合があれば中断・中止できるのは、むしろ利点ではないかと思います。
赤血球を完璧な肝細胞にすることはなかなか難しい課題です。しかし、先天性の代謝異常症の場合、その原因はひとつの代謝酵素の不具合に由来するため、いくつかの条件が整えば完全な肝臓機能を備える必要はありません。こうして赤血球の皮を被った肝細胞、すなわち液体肝臓のコンセプトができたのです。
赤血球を肝細胞化するベストな方法については、今後プロジェクトの中で模索していくことになります。これまでに培ってきた細胞培養、細胞加工、細胞操作に関するさまざまな経験と技術を駆使して、患者様やそのご家族のためにぜひとも液体肝臓を作り上げてまいります!
<攻殻機動隊REALIZE PROJECT「攻殻コンテスト部門」最優秀賞受賞の様子。左から2人目はプレゼンターの秋元信行氏(当時NTTドコモ・ベンチャーズ副社長)。3名の学生とともに予選と本戦を勝ち抜いた>
次回は我々がクラウドファンディングを行うきっかけとなった、湘南アイパークの「アイパーククラウドファインディング」の仕組みや、我々が参加するにいたった経緯などについてご説明を差し上げます。
プロジェクトはこちらから。引き続き応援お願い致します。
ギフト
3,000円
3,000円コース
(1)お礼状(電子メールにてデータ送付)
(2)活動報告冊子(電子メールにてデータ送付)
(3)活動冊子に支援者名掲載(希望者のみ)
(4)寄附受領証
- 申込数
- 153
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
5,000円
5,000円コース
(1)お礼状(電子メールにてデータ送付)
(2)活動報告冊子(電子メールにてデータ送付)
(3)活動冊子に支援者名掲載(希望者のみ)
(4)寄附受領証
- 申込数
- 11
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年3月
3,000円
3,000円コース
(1)お礼状(電子メールにてデータ送付)
(2)活動報告冊子(電子メールにてデータ送付)
(3)活動冊子に支援者名掲載(希望者のみ)
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- 153
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- 2022年3月
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5,000円コース
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(2)活動報告冊子(電子メールにてデータ送付)
(3)活動冊子に支援者名掲載(希望者のみ)
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- 11
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- 発送完了予定月
- 2022年3月

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