Cafeレストランの進捗状況

「まきば」に循環型コミュニティ拠点の『Caféレストラン』を建てる

 

2022年6月にクラウドファンディングに挑戦して目標額の1,300万円を達成した。

 

当初の予定では2022年12月末までに、基礎工事と躯体工事と屋根までかける…という目標設定をした。

 

建築予定地の測量、分筆登記、ログハウスメーカーとの契約、骨組みとなる金山杉の伐採、運搬、加工まで進んだ。

 

順調に進んでいると見えてたが『ここにログハウスでCafeレストランを建てたい』と最初から願っていた牧草地の高台の【農地転用許可申請】が通らない。

 

行政書士さんのお力を借りて手続きを進める中で、農業に資する目的で (農家レストラン仕様) ならば、許可を出せるとの…可能性が見えてきた。

 

時を同じくして、私が担当するフリースクールのハイブリッド登校の受け入れが始まり、20年続いている老人介護事業の助っ人応援も必要になった。

 

朝から晩まで私の身体がフル回転でどうにもこうにも身動きが取れなくなった。

 

その間も『まきばのドキュメンタリー』番組が作られ、宮城県知事のサマーパーティーで講演させてもらったり、ラジオのFMシアターでまきばの人間模様を題材にしたラジオドラマも放送された。

 

13年継続してきた里親型ファミリーホーム事業を撤退し、自立援助ホーム(ドリーム)を開設した。フリースクールと二人三脚で20年運営してきたお泊り老人介護事業も今年の1月末で閉鎖した。そのタイミングを待っていたかのように3年10ヶ月まきばのデイサービスでお世話させてもらっていた母が他界した。

 

まきばの大きな節目を迎えている。25年前に志しを持って建てた高清水のフリースクールが、障害福祉Ｂ型作業所と放課後等デイサービスの多機能型でリニューアルされる。

 

放デイとフリースクールのハイブリッドも始まる。まきばと私の『自叙伝』も4月末の発刊予定で編集が進んでいる。

 

まきばフリースクール25年の軌跡(足あと)を本にして、多くの皆様に知ってもらい、必要な人と繋がり凸凹を満たし合って突破口を開いていきたい。

 

今年の2月に、農家レストラン開設に向けた打ち合わせで大崎保健所に行ってきた。これから仕切り直しで農業委員会に農地転用許可申請をする。

 

人生何が起こるか分からない。…それは予想外のアクシデントもあれば、想定外のサプライズもある。

 

多くの皆様の賛同と心のこもったご支援を頂いて循環型のCafeレストラン(農家レストラン)がようやく動き出す。針の穴を通すような前途多難な道のりも、目の前の必要を抱えた人が元気になって、笑顔と希望を掴む一助となるならば、苦労はやり甲斐となり、生きがいとなり、喜びとなる。

 

温かく見守り支えて下さる皆様、引き続き応援を宜しくお願いします。

 

(Cafeレストラン建設予定地)