33年に一度の御開帳が行われました！

5月11日から12日、「まれびとの家」建設地である南砺市の利賀地域から山を車で下って30分のところにある白山宮で御開帳が行われました！

33年に一度その姿を見せるご神体の十一面観世音菩薩を見るべく、観光客や地元の方々が集まる盛り上がりを見せました。

 

 

国の重要文化財として指定されている白三宮は簡素な作りとなっている一方で、木鼻、蟇股、手狭などに時代の特色が見られることから、この地域を知る上で貴重な建造物として知られています。

また、その他にも県内で初めて見つかった室町時代後期「白山曼荼羅」など宮ゆかりの宝物も公開され、VUILDメンバーにとっても貴重な経験となりました。

 

「まれびとの家」の部材を切り出す時にも使用したデジタル加工機「Shopbot」を駆使して鯛や打ち出の小槌、サンゴ礁など縁起物を製作したのは地元の総合工務店の長田組。

なんとこれらの縁起物を乗せる帆船も、このお祭りのために作られた総ヒバの鳥居も、同じく長田組が作り上げたものなのです！

豪華な装飾品を乗せた船は、獅子舞と一緒に行列をなして神社まで練り歩きました。

最後は鳥居をくぐって船を納め、獅子舞が踊りを奉納。33年に一度の貴重なお祭りに立ち会うことができました。

 

 

「まれびとの家」建設地の南砺では、地域ならではの行事や風習を体験する日々です。

今後もまれびとの家の様子も含めお届けしていきますのでぜひご覧になってくださいね。